「隠れたかった」アリアナ・グランデ、過去のファッションに込められていた想い


アリアナ・グランデが過去の装いを振り返り、不安定な時期の心境を語った。(フロントロウ編集部)
トレードマークの背景にあった、心の動き
世界的歌姫アリアナ・グランデが、自身のファッションと精神的な歩みを結びつけた発言が話題になっている。かつて彼女のトレードマークとも言えたオーバーサイズフーディスタイルについて、実は当時の心の状態が大きく影響していたことを明かした。
そのきっかけとなったのは、米Vogueの人気企画「Life in Looks」。用意された写真を見ながら過去の自身のファッションを振り返るこのシリーズでアリアナは、「以前住んでいたニューヨークのマンションから出てくるところの写真ですね。あの頃は、私の人生の中でもとても奇妙な時期だった」と語り出した。「たくさんのことを処理していて、いつも何か居心地のいいものに隠れていたかった」と続け、心の中の混乱と不安がその装いに表れていたことを明かした。

彼女が頻繁に見せていた、ゆったりとしたパーカーにロングブーツという組み合わせも、実は無理のない自己防衛の一つだったという。「でも覚えているんです、ブーツを履くと自分が少しだけイケてるって思えてたことを。あの頃は本当に、服を選ぶだけのメンタルの余裕がなかった。ただ一番簡単だったのは、スウェットを着て、お気に入りのブーツを履くこと。それが私の精一杯だったんです。言いたくはないけれど、これが事実なんです」と彼女は打ち明けている。
2017年には、アリアナのマンチェスター公演中に爆発事件が発生し、観客を含む22人が亡くなり、多数が負傷するという痛ましい出来事があった。その後、彼女は不安障害やPTSDを患っていたことを公にしている。
2018年には、ラッパーのマック・ミラーと破局し、その約4か月後に彼が薬物の過剰摂取により急逝。また、同年にはコメディアンのピート・デヴィッドソンとの婚約と破局も重なり、精神的にも不安定な時期が続いた。マックの死を巡るSNS上での心ない声にさらされることもあった。
オーバーサイズのフーディを選ぶというスタイルは、当時の気持ちや状況の一部を反映していたのだろう。












