「知る人ぞ知る」という言葉ほど、音楽ファンの心をくすぐるものはない。60〜70年代洋楽の“隠れ名盤”にフォーカスしてきたトークイベント「Talkin’ Bout Hidden Gems」が、第3弾の開催を決定した。今回のテーマは、70年代ロックを語るうえで避けては通れないが、なぜか主役になりきれなかった“偏愛ギタリスト”たちである。
エリック・クラプトンやジェフ・ベックといった大看板の影で、確かな技術と強烈な個性を放ちながらも、語られる機会の少なかったギタリストは数多い。レズリー・ウェストの重量級リフ、ジョン・マクラフリンの異次元的フレーズ、悲劇的な最期も含めて語られるトミー・ボーリン──彼らの音は、70年代ロックの血肉そのものだったと言っていい。
このイベントでは、そうした“忘れがたい存在”にあえて偏った愛情を注ぎ、なぜ彼らが今こそ再評価されるべきなのかを掘り下げていく。登壇するのは、ギタリストとしての顔も持ち、数多くの洋楽発掘企画に関わってきた音楽評論家・細川真平氏。そして聞き手を務めるのは、ソニーミュージックで約30年にわたり洋楽の紙ジャケ再発を手がけてきた白木哲也。肩書きだけでも、この場が“マニア向け本気モード”であることは明らかだ。
さらに注目すべきは、会場で使用されるスピーカーが70年代製のALTEC A7である点である。ライブでも試聴会でもないが、当時の空気感に最も近い音でレコードを聴きながら語るという贅沢。知識と音が同時に身体に入ってくる体験は、配信全盛の今だからこそ際立つ。
レコード好き、ギター好き、そして「有名どころは一通り聴いた」という洋楽ファンにこそ刺さる一夜。70年代ロックの奥行きを、もう一歩深く覗いてみたい人にとって、見逃せないイベントになりそうだ。

【イベント概要】
「70年代 ”偏愛” ギタリストを語る会」~Talkin’ Bout Hidden Gems, vol. 3
https://peatix.com/event/4955974/view?k=5a007e6e15f0adcd385484b47ebc15a6a15c204f
- 出演:細川真平(音楽評論家)、白木哲也(Sony Music Japan International)
- 日時:2026年5月16日(土)13:30開場 / 14:00スタート(16:00ころ終了予定)
- 会場:「3313アナログ天国」(東京都杉並区西荻北4-30-4)
- 入場料:1,000円(1ドリンク込)※当日現金払い
- ご予約:https://peatix.com/event/4955974 ※席数に限りがあるため、事前予約制となります。
【出演者プロフィール】
〈細川真平〉
1964年、香川県生まれ。早稲田大学卒業後、出版社、レコード会社勤務を経てライターに。ギター・マガジンをはじめとするギター誌や音楽専門誌、音楽系ウェブサイトなどで幅広く執筆中。2025年9月、最新著書『評伝 竹中尚人 Charと呼ばれて』を出版。
■「発掘!洋楽隠れ名盤」シリーズについて
1960~70年代の洋楽黄金期にフォーカスし、長らく廃盤だった貴重な作品や日本初CD化作品を1,430円(税込)という低価格でお届けする再発シリーズ。Columbia、Epic、RCA、Aristaなどの名門レーベルから、ロック、SSW、ソウルなどジャンルを超えた約80タイトルをラインアップしています。
★シリーズの詳細:https://www.sonymusic.co.jp/PR/kakuremeiban/info/577911
【3313アナログ天国について】
1960年代~80年代のロック、ブラック・ミュージック、日本のフォーク、ロック、ニューミュージック等、約12,000枚のレコードをアーカイブ。そこに刻み込まれた音を可能な限り再現するオーディオで体験いただけます。
〈使用するオーディオシステム〉
スピーカー:ALTEC A7、ターンテーブル:テクニクスSL-1200GR、カートリッジ:フェーズメーションPP-200(ステレオ)フェーズメーションPP-MONO(モノラル)、フォノイコライザー:フェーズメーションEA-500、プリアンプ:フェーズメーション CM-1500、パワーアンプ:フェーズメーション MA-1500(真空管)
〈公式SNS〉
・X:https://x.com/analog_heaven/
・Instagram:https://www.instagram.com/analog_heaven3313/















