カイリー・ジェンナー、元家政婦から訴訟…「上司からハンガーを投げつけ」の衝撃


コスメブランド「カイリー・コスメティクス」の創業者でありカーダシアン・ジェンナー一家の末妹として知られる美容実業家カイリー・ジェンナーと関連企業が、元家政婦から訴訟を起こされた。原告側は、邸宅の職場環境において差別的な扱いや心理的ハラスメントがあったと主張しており、この訴訟が海外メディアで注目を集めている。(フロントロウ編集部)
職場での「敵意と排除」を元家政婦が告発
訴訟を起こしたのは、元家政婦のアンヘリカ・エルナンデス・バスケス。英Global Newsの報道によると、アンヘリカはカイリー・ジェンナー・インク、トライスター・サービス、ラ・メゾン・ファミリー・サービスなど複数の関連企業を相手取り、2026年に提訴した。
訴状によると、アンヘリカの勤務期間は2024年9月から2025年8月にかけての約1年間。入社初日から上司のパッツィーとエルシーによる「敵意と排除」の標的にされ、困難で望ましくない業務を繰り返し押しつけられたと明かした。ハウスキーピングチームからも意図的に孤立させられ、人種・出身国・宗教を理由に公然と侮辱されることもあったと訴えている。
カイリー・ジェンナーは2019年に当時21歳で「世界最年少の自力億万長者」として注目を集めた実業家だ。「カイリー・コスメティクス」はそのコスメ帝国の象徴として日本でも人気が高い。邸宅の運営には複数の企業を通じて多くのスタッフを雇用しており、今回の訴状に名を連ねた関連企業もその一部にあたる。
苦情申し立ての直後に「足元にハンガーを投げつけ」
転機となったのは2025年3月だ。アンヘリカが上司に職場環境の改善を求める苦情を申し立てた直後、上司がアンヘリカの足元にハンガーを投げつけるというハプニングが起きたと、英Global Newsの報道で明らかになった。
苦情申し立て後はさらに状況が悪化し、業務量の急増、勤務時間の削減、虚偽の申告、追加の敵対的行動にさらされたとアンヘリカは主張している。心身への影響も深刻で、不安症や深刻なストレス、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状が現れるようになったと訴状には記されている。2025年8月には職場環境が「耐えられない状態」に達したとして退職を余儀なくされ、訴状では実質的な強制退職にあたると位置づけている。
未払い賃金などの補償を求めて係争中
アンヘリカは現在、未払い賃金、休憩時間の手当、業務上の未精算経費、未払いの病気休暇などを求め、陪審裁判を申請している。英Global Newsによると、カイリー側の代表者はコメントの要請に応じておらず、カイリー自身もこの訴訟に関する公式声明を出していない。訴状に記された内容は原告側の主張であり、法廷での判断はこれからとなっている。












