“大量の無人タクシー”が袋小路をぐるぐる…自動運転タクシー「Waymo」に住民困惑


米アトランタの住宅街で、自動運転タクシー「Waymo(ウェイモ)」が早朝に大量に入り込む奇妙な現象が発生している。住民が看板を設置して対応を試みたところ、かえって車両が立ち往生する事態も起き、子どもやペットの安全を不安視する声が高まっている。(フロントロウ編集部)
1時間で50台が袋小路に集まる
米UPIが伝えたところによると、アトランタの「バトルビュー・ドライブ」エリアで、Googleの親会社であるAlphabet傘下の自動運転企業Waymoの無人タクシーが、袋小路に次々と入り込む現象が続いている。住民によると、数か月前から少しずつ見かけるようになったが、ここ2週間で急激に増加したという。
「昨日の朝は、午前6時から7時の1時間だけで50台は来たと思います」と、ある住民はWSB-TVに語った。近隣住民のあいだでは「誰も呼んでいないのに、なぜ住宅地の細い路地に無人タクシーが来るのか」と困惑の声が上がっている。また、住民によると、この現象は周辺のほかの通りにも広がっているという。
“対策”がかえって混乱を招く事態に
米New York Postによると、住民たちはWaymo車両を遠ざけようと看板を設置したが、それが別の問題を引き起こした。Uターンが難しくなった車両が袋小路で立ち往生し、進路が塞がれていることを知らせる音を鳴らしていた場面もあったという。
「子どもや小さなペットの安全が心配です。大きな幹線道路を走ってほしい。住宅街の袋小路に来る必要はありません」といった不満の声が出ている。
Waymo側は「問題は修正済み」と説明
Waymoは声明で「コミュニティからのフィードバックを真剣に受け止め、このルーティングの問題はすでに対処した」とコメントした。
ただ、Waymoをめぐっては、米時間4月にもアトランタ市内の交差点で複数の車両が同時に立ち往生し、交通に支障をきたすトラブルが発生している。急速に拡大する自動運転サービスと地域社会が、どう共存していくのかが改めて問われている。












