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チャールズ国王の“ノーム好き”が後押し?チェルシー・フラワー・ショーで禁止解除、デヴィッド・ベッカムも参加

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チャールズ国王の“ノーム好き”が後押し?チェルシー・フラワー・ショーで禁止解除、デヴィッド・ベッカムも参加
LONDON, ENGLAND - MAY 18: King Charles III, Queen Camilla, Sir David Beckham (3R) and Alan Titchmarsh (R) pose for a photo during their visit to the press day ahead of the 2026 RHS Chelsea Flower Show at The Royal Hospital Chelsea on May 18, 2026 in London, England. (Photo by Yui Mok - WPA Pool/Getty Images)

英国王室ゆかりの園芸イベントとして知られる「チェルシー・フラワー・ショー」で、長年禁止されてきた“ガーデンノーム”の展示が2026年限定で解禁された。背景には、園芸愛好家として知られるチャールズ国王の存在もあると伝えられている。(フロントロウ編集部)

“ガーデンノーム禁止”、100年を超える歴史で2度目の解禁

 英国王立園芸協会(RHS)が主催する「RHSチェルシー・フラワー・ショー」は、世界的に有名なガーデニングイベント。しかし、庭に置く小人の置物“ガーデンノーム”は、長年“展示禁止”とされてきた存在だった。

 ノームとは、赤い帽子や白いひげが特徴的な小人の装飾で、欧州のガーデニング文化では古くから親しまれている。 RHSによると、ノーム禁止のルールは1927年に始まり、その後はショー全体へ拡大。カラフルな装飾品がイベントの美観を損なうとの考えが背景にあったという。今回の解除は、2013年の100周年企画以来わずか2度目となる。

 今年の解禁は、RHSの「学校ガーデニング支援キャンペーン」のため。著名人がデザインしたノームを展示・オークション販売し、その収益を子ども向け園芸教育に充てる目的がある。RHSのクレア・マターソン事務局長は、「“遊び心”を持ってガーデニングを楽しんでほしい」と説明している。

 さらに注目を集めたのが、チャールズ国王との関係である。今回のショーには、国王の慈善団体「キングズ・ファウンデーション」と共同制作された「Curious Garden」も出展。国王が暮らすハイグローブ邸の庭では、以前からノームが飾られていることで知られており、英ITVは“国王はノーム好きとして知られている”と報じている。

デヴィッド・ベッカムも参加、SNSでは「ちょっと可愛い」の声

 今回の企画には、元サッカー選手でキングズ・ファウンデーションのアンバサダーを務めるデヴィッド・ベッカムのほか、園芸家のアラン・ティッチマーシュ、女優のケイト・ブランシェット、ミュージシャンのブライアン・メイらも参加。著名人たちが思い思いにデザインしたノームが会場に並んだ。

LONDON, ENGLAND – MAY 18: Painted gnomes of Sir David Beckham, King Charles III, garden designer Frances Tophill and Alan Titchmarsh, displayed in the RHS and King’s Foundation, ‘Curious Garden’ designed Tophill, during the press day ahead of the 2026 RHS Chelsea Flower Show at The Royal Hospital Chelsea on May 18, 2026 in London, England. (Photo by Yui Mok – WPA Pool/Getty Images)

 英Sky Newsは、チャールズ国王とカミラ王妃が会場でベッカムらと交流する様子を報道。国王自身がノームを楽しそうに見つめる姿も注目を集めた。

 SNSでは、「まさかチェルシーでノームを見る日が来るとは」、「チャールズ国王らしい趣味」、「人生にはこういう whimsical(ちょっとした遊び心)も必要」などという、ノームに好意的な声が投稿されている。

 格式の高さで知られるチェルシー・フラワー・ショーだが、今年はそこに少しだけユーモアと親しみやすさが加わったようである。

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