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チャールズ国王が「行政権の抑制」に言及、スタンディングを呼んだ理由

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チャールズ国王が「行政権の抑制」に言及、スタンディングを呼んだ理由
First lady Melania Trump embraces Britain's King Charles III during the departure on the South Lawn of the White House, Thursday, April 30, 2026, in Washington. (AP Photo/Alex Brandon)

チャールズ3世国王とカミラ王妃が米国時間2026年4月27日から29日にかけてアメリカを公式訪問した。米国独立250周年を記念するこの歴史的な訪問で、チャールズ国王は史上2人目の英国君主として米議会で演説し、スタンディングオベーションを受けた。(フロントロウ編集部)

35年ぶりの英国君主演説——「行政権は抑制と均衡に服する」が呼んだ喝采

米CBS Newsの報道によると、チャールズ国王が議会で語った「行政権は抑制と均衡に服する」という一節に対し、議場から起立拍手が沸き起こった。英国君主による議会演説は1991年のエリザベス女王以来35年ぶり。「米英の絆は値がつけられず、永遠だ」と語り、NATOの重要性やウクライナへの支持についても言及した。

じつはチャールズ国王は演説の冒頭で、作家オスカー・ワイルドの言葉を引用し「アメリカと私たちは、いまや言語を除いてすべてのものを共有している」と笑わせた。さらに「我々がいなければ、あなたたちはフランス語を話していただろう」と続け、独立250周年という歴史を「2人のジョージの物語」と表現した。

「小規模な不動産再開発」——晩餐会のユーモアと外交的緊張の裏側

同日夜のホワイトハウス晩餐会では、チャールズ国王が1814年の英軍によるホワイトハウス焼き討ちに触れ「あれは小規模な不動産再開発の試みだった」とジョークを飛ばした。また「ボストン茶会よりずっと良い晩餐会だ」と笑わせ、米英同盟を「なくてはならないもの」と表現した。

しかし米Fox Newsの報道によると、外交上の緊張は表面下に漂っていた。オーバル・オフィスでの会談後、トランプ大統領は「イランの核開発阻止について国王は私に同意している」と発言したが、宮殿側はこの私的な会話の内容を確認しなかった。英米間のイラン政策をめぐる溝は、この華やかな訪問の裏側に静かに横たわっていたかもしれない。

カミラ王妃vsメラニア——偶然のピンク対決と晩餐会のゲストたち

ファッション面でも注目が集まった。カミラ王妃はフィオナ・クレアのディープピンクガウンに歴史的なアメジストとダイヤモンドのジュエリーを合わせ、メラニア・トランプ夫人はクリスチャン・ディオール・オートクチュールのペールピンクのドレスで迎えた。奇しくも2人がピンク系のドレスで並ぶ場面は、晩餐会のハイライトのひとつとなった。

晩餐会にはティム・クック、ジェンセン・ファン、ジェフ・ベゾスらテクノロジー大手のCEOや保守系最高裁の裁判官6名も招かれた。一方で民主党議員の姿は見られず、「英米の永遠の絆」を謳いながらも、国内外の分断を映す場面ともなった。

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