ポール・ウォーカーの娘メドウ、「父と同じ27歳」でカンヌ上映に涙


シリーズ第1作公開から25年を迎えた今年、カンヌ映画祭に現れたポール・ウォーカーの娘メドウ・ウォーカーは、スクリーンを見つめながら涙を見せたようだ。彼女の口から飛び出したひと言が、会場を感動に包んだ。(フロントロウ編集部)
「父が27歳で撮った映画を、自分も27歳で見ている」
米時間2026年5月13日、フランス・カンヌ映画祭のグラン・テアトル・リュミエールで、『ワイルド・スピード』25周年の特別上映が行なわれた。ヴィン・ディーゼル、ジョーダナ・ブリュースター、ミシェル・ロドリゲスら主要キャスト陣が集結したなか、最も大きな拍手と涙を誘ったのは、故・ポール・ウォーカーの娘メドウ・ウォーカーの存在だった。
上映後、メドウは、父との不思議な共通点について語った。「父が27歳の時に撮った映画を、自分も今27歳で見ています」と。スクリーンの中を疾走する青年と、いまの自分が同い年だったのだ。米Varietyによると、ヴィン・ディーゼルはその言葉に触れ、「メドウは私にとって大きな支えであり、ポールもきっと君を誇りに思っているはずです」と語った。
ヴィン・ディーゼル、感極まりながらスピーチ
上映後のステージに立ったヴィン・ディーゼルは、背中に「Fast Forever」と刻まれたコートを着て登場した。しかし言葉を続けるうちに言葉に詰まる場面もあった。米Varietyによると、「皆さんの人生にも、ポールのような兄弟が現れることを願っています」と観客に訴えたという。
場内はその言葉に4分間のスタンディングオベーションで応えた。ポール・ウォーカーが2013年11月に他界してから約12年。父亡き後もヴィンはメドウの名付け親として、そして彼女の結婚式でバージンロードを共に歩いた“もうひとりの父”として、その絆を守り続けてきた。
2028年に迎えるシリーズ完結作『Fast Forever』
シリーズの完結作となる『Fast Forever』は、米時間2028年3月17日に公開される予定となっている。2001年に始まった物語が、27年の時を経て幕を閉じる——その最後の走りを見届ける時、メドウの涙の意味はいっそう深くなるかもしれない…。












