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バレンシアガ新キャンペーン、“ふつうのNY女性”の正体は

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バレンシアガ新キャンペーン、“ふつうのNY女性”の正体は
Sarah Pidgeon arrives at The Metropolitan Museum of Art's Costume Institute benefit gala celebrating the opening of the "Costume Art" exhibition on Monday, May 4, 2026, in New York. (Photo by Evan Agostini/Invision/AP)

バレンシアガが米時間2026年5月27日に発表した新キャンペーンは、「ふつうのニューヨーカーの1日(A New York Minute)」が舞台。しかしカメラが引いていくと、そこは映画の撮影現場。話題の映像を手がけたのは、アカデミー賞にノミネートされた監督だった。そして主演を務めた女優とは。(フロントロウ編集部)

「第4の壁」を壊す、映画的な仕掛け

 Balenciaga(バレンシアガ)が発表したフォール2026キャンペーン「A New York Minute: Keep Rolling」は、3本の60秒フィルムで構成されている。クリーニングを受け取りに行く、街中で撮影現場に出くわす、タクシーで帰宅するという、いかにもニューヨークらしい日常の瞬間を切り取った一見ごく平凡なシーンだ。

 しかし、「Keep Rolling(回し続けろ)」というタイトルが示す通り、意図的に作品全体を通して第4の壁を破り、撮影の裏側まで映し出す構成になっている。こうした映画的な演出は、今回のキャンペーンを手がけた監督のアイデアだという。

映画監督セリーヌ・ソンと注目女優サラ・ピジョン

 このフィルムを監督したのは、映画『パスト ライブス/再会』でアカデミー賞脚本賞にノミネートされたセリーヌ・ソン。バレンシアガのクリエイティブディレクター、ピエールパオロ・ピッチョーリ(2025年就任)との初コラボとなる。

 主演を務めたのは、Disney+のドラマ『ラブストーリー ジョン & キャロリン』で注目を集める女優サラ・ピジョン。ファッションキャンペーンへの初挑戦となったが、米Nylonは「サラの普遍的な魅力はどのブランドへの所属も必要としない」と評している。3本のフィルムはそれぞれ、Le City、Le 7 Bowling、Rodeoの各バッグをフィーチャーしており、すべてニューヨークのダウンタウンで撮影された。日常と映画の境界線をあえて曖昧にした今回の映像は、バレンシアガらしい実験的なキャンペーンとして話題を呼びそうだ。

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