シンガーのベッキー・Gの婚約者でプロサッカー選手のセバスチャン・レゲットが、他の女性と浮気していたことが発覚した。(フロントロウ編集部)
ベッキー・Gと交際中のサッカー選手に浮気疑惑が浮上
「Showe(シャワー)」やカロルGとコラボした「MAMIII」などの代表曲で知られるシンガーのベッキー・Gの恋人セバスチャン・レゲット(またはレットゲット)が、浮気を暴露された。セバスチャンはプロサッカー選手で、これまでにウェストハム・ユナイテッドFCやロサンゼルス・ギャラクシーといった有名チームでプレー。現在はFCダラスに所属している。
2016年に交際をスタートさせたベッキーとセバスチャンは、2022年12月に婚約した。ベッキーはセバスチャンとのツーショット写真に、「私はかつて夢を見ました。その夢のなかで私はマンハッタンビーチの桟橋をずっと歩いていました。そこで私たちは最初のデートをし、最初のキスをし、そして私たちの人生の様々な異なる季節を通して数えきれないほどの夕日を一緒に見てきました。桟橋の端まで行くと、あなたは片膝をついて私に永遠にあなたのものになってほしいと言いました。セバスチャン、あなたは夢を叶えてくれました。それは想像していた以上に純粋で、素直で、感動的で、美しい感覚でした。答えはイエスです。100万回のイエスです」というメッセージを添えて、婚約したことを発表。そのときに投稿した写真に写っていたベッキーの左手の薬指には、ダイヤモンドの指輪がキラキラと輝いていた。

しかし、婚約発表から約3ヵ月後の今年3月、セバスチャンに浮気疑惑が浮上した。きっかけとなったのは、匿名の女性による告発。
Becky G is trending after her fiancé Sebastián Lletget was accused of being unfaithful to the singer two months after they got engaged. pic.twitter.com/0hUklcFsfv
— Pop Crave (@PopCrave) March 23, 2023
この女性は、インスタグラムでベッキー宛てに「あなたのボーイフレンドであるセバスチャンが2月に浮気をしました。私はすべての証拠を持っています」、「あなたに個人的に(証拠を)送ることもできます。私は黙っているつもりはありません。すでに多くのメディアが私に接触しています」というメッセージを投稿し、スペインのバルセロナにあるナイトクラブで撮影されたセバスチャンらしき人物の映像や、セバスチャンが女性に送ったとされるボイスメッセージ、セバスチャンとのメッセージのやりとりなどを公開した。
なお、この女性は証拠のなかにはセバスチャンの裸の映像など、かなり親密な内容のものもあるため、すべての証拠をSNSでシェアすることはできないと主張している。
また、約6年間の交際を経て婚約した直後にベッキーを裏切ったセバスチャンに対しては、「とんだクソ野郎だな」、「恥を知れ!」、「ベッキーにはもっとふさわしい相手がいる」、「ベッキー・Gとシャキーラは私に絶対にサッカー選手と付き合ってはいけないと教えてくれた」などといった手厳しいコメントが殺到しており、一時、ツイッターでトレンド入りするほど炎上した。
浮気騒動の直前に婚約後の関係や結婚式について語っていた
浮気騒動の数週間前に米Peopleに掲載されたインタビューで、婚約後の関係について聞かれたベッキーは、「この段階までたどり着いたことに感謝し、楽しみたいと思っています。ここまで来るのに、私たちは7年かかりました。(この7年間は)美しくも困難で、私たち個人と2人にとって成長の日々でした。そして、私は自分のキャリアにとても集中しているし、彼も同じで、私たちはとても一致していると思います」と幸せいっぱいに語っていた。

さらに、このインタビューでは結婚式についても言及。まだ具体的なプランはないとしたうえで、「裁判所で結婚許可証をもらうだけかもしれません。その日はそれでおしまいで、あとでパーティーを開くのもいいですね」、「それか、(自身のルーツである)メキシコ式の盛大な結婚式を挙げるかもしれません。(結婚式が)どんなかたちであれ、彼とは絶対にマリアッチを呼ぼうねと話しています。彼はアルゼンチン人、私はメキシコ人なので、美味しい料理とアサードも必要ですね。そういう会話が発展していけば、おのずと私たちがどこに向かっていくのかが見えてくると思います」と、結婚式トークに花を咲かせた。
婚約者がベッキーに謝罪するも自分は被害者だと主張【コメント全訳】
セバスチャンへの世間の風当たりが強まるなか、セバスチャンがインスタグラムを更新し、騒動について説明すると同時に、今回のことで最も傷ついたであろうベッキーに謝罪した。
以下、セバスチャンの謝罪コメントの全訳。
「私はアスリートとして、自分のキャリアにおける祝福と特権を認識し、より高い基準を保つことをつねに心がけてきました。この7年間を振り返ってみると、ベッキーの愛とサポートがなければ、個人的な成長も仕事上の成長も、ましてや人生の難局を乗り越えることもできなかったと、心の底から思っています。
しかし、この豊かさの裏には、私が周囲に隠してきた現実があるのです。私は自分自身に対する否定、プライド、誤った決断によって、個人的なトラウマや急激な不安と闘ってきました。
この数週間、深く反省していました。そして、10分間の判断ミスが原因で恐喝まがいのことをされてしまいました。この人物は自分の望みを叶えることができなかったので、真実よりも嘘でいっぱいのソーシャルメディアの見世物となって、私の愛する人に向けた嘘の投稿をすることにしたのです。その人は私にとってかけがえのない人で、決して危険にさらしてはならない人でもあります
この匿名のネットストーカー(向こうの主張とは異なり、私は一度も会ったことがありません)には、明確でない最終目標がありましたが、私にとって目を覚ますいいきっかけになりました。人生で最もうるさい目覚ましのアラームでした。悪魔から逃げ続けることはできません。私たちが今直面する事態は、本来であれば起こるべきでなかったことだと思います。決して越えてはいけない境界線まで突き進むことは、私自身と私の愛する人々を傷つけるだけです。
「この1週間の混乱と苦痛のなかで、私は自分の行動の結果、自分が抱える恐怖、そして過去に犯した過ちと向き合うことを余儀なくされました。これまで半信半疑でセラピーに参加してきました。自分には根深い怒りや精神的な問題があり、身体の健康に捧げるのと同じように、献身的な治療が必要であることを知りました。私が目指す人物になるには、もっと良い行いをする必要があります。私は、自分のなかで深く癒しを必要としている部分に取り組むために、メンタルウェルネス・プログラムに参加することにしました」
「ベッキーへ、君は私の人生の光であり、強さであり、いつも無条件の愛を示してくれました。毎日その愛に敬意を払うどころか、逆に君を傷つけ、何よりも愛する人を軽んじてきました。本当に申し訳なく思っていますし、君の信頼と愛を取り戻すために必要なことは何でもしなければならないと思っています。FCダラスの仲間たち、ファンの方々、友人、家族へ、皆さんの愛とサポートに感謝しています。私は自分のベストを尽くすつもりです」
セバスチャンはネットストーカー=浮気を告発をした人物とは「会ったことがない」と主張しているが、だとしたら、彼の言う「10分間の判断ミス」とは一体何のことなのか? オンライン上でのみやりとりしていた相手で、実際には会ったことがないということだろうか? 「恐喝まがいのことをされた」という発言から察するに自分は“被害者”だと言いたいようだが、「決して越えてはいけない境界線まで突き進むことは…」と境界線を越えた=浮気をしたことを認めるような発言もあり、セバスチャンの謝罪コメントには腑に落ちない部分も多い。
ベッキー・Gの左手薬指に注目が集まる
なお、ベッキーは浮気騒動について沈黙を貫いているが、じつは騒動後にある変化が起きていた。ベッキーとセバスチャンは、彼の浮気が発覚する前の現地時間3月12日に開催された米Vanity Fair主催のアカデミー賞授賞式のアフターパーティーに一緒に出席したのだが、その際、ベッキーの左手薬指には婚約指輪があった。

しかし、騒動後の現地時間3月27日に開催されたiHeartRadioミュージック・アワードでは、ベッキーの左手薬指に婚約指輪はなかった。実際の写真を見ると左手薬指に指輪はしているが、婚約指輪とはデザインが違う。

セバスチャンは謝罪コメントのなかで、「君の信頼と愛を取り戻すために必要なことは何でもしなければならないと思っている」と、ベッキーとやり直すことを求めていたが、果たして。(フロントロウ編集部)