映画『BAO(バオ)』でアカデミー賞短編アニメ賞を受賞したドミー・シー監督が、オスカーの舞台で希望あふれるスピーチを行なった。(フロントロウ編集部)
第91回となるアカデミー賞2019で、ピクサー/ディズニーの短編映画『BAO』がアカデミー賞短編アニメ賞を受賞。オスカー像が、監督のドミー・シーとプロデューサーのベッキー・ニーマン=コブに渡された。
中華まんと少年と彼のお母さんの関係を描いた『BAO』の監督や脚本を担当したドミーは中国系カナダ人で、ピクサーの短編映画を監督するのは、女性としても、アジア人としても、ドミーが初。

そんな歴史的作品でアカデミー賞を受賞したドミーは、オスカー像を手にこうスピーチをした。
「スケッチブックのうしろに隠れるように過ごしているオタク女子の皆さんへ、怖がらないで自分のストーリーを世界に伝えてください!戸惑われるかもしれませんが、気持ちが通じ合えるかもしれない。それはとても素晴らしいことです」
“To all of the nerdy girls out there who hide behind their sketchbooks—don’t be afraid to tell your stories to the world!”
The makers of “Bao” give an impassioned speech accepting the award for Best Short Animated Film. #Oscars pic.twitter.com/Q7QaB5hm97
— Breaking News (@of_BreakingNews) 2019年2月25日
女性として、アジア人として、そしてアニメーターとしての快挙の場を、若者を勇気づける場として使ったドミーには、会場からの歓声と拍手がおくられた。(フロントロウ編集部)

















