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逃げ場なし、上司もなし。『スパイダーマン』監督が描く“無人島地獄”──映画『HELP/復讐島』が日本公開決定

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BY FRONTROW Press
逃げ場なし、上司もなし。『スパイダーマン』監督が描く“無人島地獄”──映画『HELP/復讐島』が日本公開決定
Rachal McAdams as Linda Liddle in 20th Century Studios' SEND HELP. Photo courtesy of 20th Century Studios. © 2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.

サム・ライミが帰ってきた。『スパイダーマン』シリーズでヒーロー映画の時代を築き、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』で再び世界を驚かせた奇才が、原点ともいえる“極限の人間ドラマ”に舞い戻る。最新作『HELP/復讐島』は、2026年1月30日に日本公開される。
舞台は逃げ場のない無人島。会社員リンダ(レイチェル・マクアダムス)は、日々パワハラを繰り返す上司ブラッドリー(ディラン・オブライエン)のもとで心をすり減らしていた。しかし、出張中の飛行機が墜落し、目を覚ますとそこは孤島。そして、生き残ったのは最も顔を見たくない相手──上司のブラッドリーただ一人だった。
怪我で動けないブラッドリーに対し、リンダはサバイバルスキルを駆使して状況を立て直すが、やがて立場は逆転。無人島でも威張り散らすブラッドリーに対し、「ここにはオフィスなんてない」と切り捨てるリンダの目には、抑えきれない怒りが宿っていた。支配と服従の関係が崩れ、島に漂うのは理性の崩壊と復讐の衝動。
「サム・ライミにしか許されないラスト」とアメリカのテスト上映で絶賛された本作。音楽は盟友ダニー・エルフマンが担当し、重厚で不穏な旋律が人間の狂気をえぐり出す。笑うか、震えるか──その結末は、観る者を完全に試す。

作品名:HELP/復讐島

 公開日:2026年1月30日(金)劇場公開

 コピーライト:© 2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.

 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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