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“距離感バグる”新感覚ホラー『トゥギャザー』日本上陸 愛と身体が「くっつきすぎる」狂気の共依存ラブ

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BY FRONTROW Press
“距離感バグる”新感覚ホラー『トゥギャザー』日本上陸 愛と身体が「くっつきすぎる」狂気の共依存ラブ

「不快でグロテスク。本当に常軌を逸している」――映画批評サイトScreen Dailyがそう評した狂気のホラー『トゥギャザー』が、ついに日本公開を迎える。サンダンス映画祭でのプレミア上映後、NEONを筆頭に世界中の配給会社が奪い合った本作は、今やホラー映画ファンにとって“避けて通れない問題作”となった。
本作のテーマは、〈共依存×身体変異〉。森の地下洞窟を訪れたカップルが、互いに引き寄せられるように“変化”していく。距離を取ろうとすればするほど近づき、愛し合おうとすればするほど壊れていく。愛と肉体の境界が溶け合う不穏な映像美は、観る者の精神をじわじわと侵食していく。
主演のデイヴ・フランコとアリソン・ブリーは、実生活でも夫婦というリアルな関係性を活かし、愛と狂気の狭間で“くっつきすぎる”男女を熱演。監督のマイケル・シャンクスは、NEONが異例の大型契約を結んだ注目株。すでにA24との次回作も決まっており、今もっとも熱い若手監督の一人である。
特報映像には、チェーンソーを手に絶叫するミリー、混濁する意識に飲み込まれるティム、そして目玉が“融合しかけた”ようなメインビジュアル――すべてが意味不明で、だからこそ目が離せない。恋愛映画の形を借りた新次元ホラー、『トゥギャザー』は観客の“距離感”を根底からバグらせる。

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