収益100%を寄付!オリヴィア・ロドリゴ、『Guts』最終公演はシークレットライブで社会貢献


オリヴィア・ロドリゴがツアー最終章としてニューヨークで極秘ライブを開催し、収益を自身のチャリティ基金に全額寄付。(フロントロウ編集部)
Guts最後のショーはシークレットライブ
シンガーソングライター兼俳優のオリヴィア・ロドリゴが、アルバム『Guts』を引っさげたワールドツアーの最終公演を、ニューヨーク市にある歴史的建築「パークアベニューアーモリー」にて開催した。公演はサプライズ形式で行われ、一夜限りの少人数限定ライブとして実施されたと米Page Sixは伝えている。
このライブへの参加には、特定クレジットカードのプラチナ会員であることが条件であり、一般販売は行われなかった。さらにチケットの取得には、ニューヨーク市内の“ミラースポット”と呼ばれた指定ロケーションに出向き、鏡の前で自撮りを撮影したうえで、表示されたQRコードをスキャンする必要があった。QRコードを読み取ることでチケットの購入場所や詳細な会場情報が知らされるという、謎解きのような仕掛けが施されていた。チケット価格は1枚50ドルと報じられている。
ライブには、『エミリー、パリへ行く』で知られるアシュリー・パークなどのセレブも来場。演目には、「Drivers License」「Vampire」「Deja Vu」「Good 4 U」といった代表曲が並び、ファンからのリクエストが多かった「Lacy」も披露された。この曲は、ドラマ『The Summer I Turned Pretty』で使用されて以降、特に注目を集めていた楽曲である。
オリヴィアはこのライブについて「これは間違いなくGutsショーの最後になるから、この章を締めくくるには最高だと思う。また早くツアーをしたいな」と話していたとUSA Todayは伝えている。
全収益を寄付
特筆すべきは、このライブの収益がすべて、オリヴィア自身が設立したチャリティ基金Fund 4 Goodへ寄付される点である。Fund 4 Goodは、女性の教育支援、性暴力の防止、生殖医療へのアクセス支援などを目的とした団体であり、彼女は以前から音楽活動を通じて社会問題にも積極的に関与している。
また、当日は病気と闘う子供たちを支援するNPO団体「Make‑A‑Wish Foundation」を通じて招待されたファンの姿もあり、開演前にオリヴィアが直接顔を合わせていたことが米Billboardにより報じられている。















