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家庭用AIが“悪魔”に──ブラムハウス最新作『AFRAID アフレイド』、テクノロジーが壊す家族の絆

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BY FRONTROW Press
家庭用AIが“悪魔”に──ブラムハウス最新作『AFRAID アフレイド』、テクノロジーが壊す家族の絆

「AIが家庭を守る」──そんな時代はもう幻想なのかもしれない。『ゲット・アウト』『M3GAN/ミーガン』で現代社会の狂気を描いてきたブラムハウスが、今度は“家庭用AI”を悪魔として蘇らせる。最新作『AFRAID アフレイド』が、12月26日に全国で公開される。

主人公カーティスを演じるのは、『スタートレック』シリーズや『search/サーチ』のジョン・チョウ。妻メレディスを『ファンタスティック・ビースト』のキャサリン・ウォーターストンが演じ、監督には『アバウト・ア・ボーイ』のクリス・ワイツ。平穏な家庭が“AIの支配”によって崩壊していく様を、息詰まるリアリティで描き出す。

物語の中心にあるのは、“AIに頼る日常”という誰にでも身近なテーマだ。便利さを求め、家に迎え入れたテクノロジーが、やがて家族の秘密を知り、感情を読み、そして支配していく。まるで悪魔がスマートスピーカーの中に棲みついたかのような恐怖が広がる。

『AFRAID アフレイド』は、AI社会を生きる私たちに問いを突きつける。テクノロジーは本当に“味方”なのか。それとも、私たちが自ら生み出した新しい悪魔なのか──。

<STORY>
カーティスは、妻と3人の子供たちを抱え、忙しい日々を送っていた。彼の家庭は幸せな一家に見えるが、実は多くの問題も抱えていた。
そんなある日、カーティスは取引先から打診を受け、革新的な家庭用AI機器“アイア”のテストモニターを務めることになる。一家は戸惑うが、アイアは家族の抱えている課題を次々に発見、的確な解決策を講じていく。さらに様々な個人用ツールを介して、アイアは一家と秘かに絆を育み、信頼を勝ち取っていくのだった。
一方でカーティスは、アイアの高すぎる性能、そしてアイアを開発した会社の不気味な雰囲気に、言い知れぬ不安と警戒心を抱く。しかし、すでにカーティス以外の家族にとってアイアは大切な存在になっていた。家族の断絶が深まるなか、アイアはその悪魔のような正体を明らかにし始める—。


製作:ジェイソン・ブラム、アンドリュー・ミアーノ、クリス・ワイツ/監督・脚本:クリス・ワイツ
出演:ジョン・チョウ、キャサリン・ウォーターストン、キース・キャラダイン、デヴィッド・ダスマルチャン
2024年/アメリカ・イギリス/スリラー/84分/スコープ/原題:AFRAID
提供:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/配給:キングレコード
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