アリアナ・グランデへの迷惑行為で拘束された“パジャママン”、今度はレディー・ガガ公演で退場に


過去に迷惑行為を繰り返してきた人物が“要注意”としてレディー・ガガ公演を退場処分に。セレブの安全を守る予防対応が取られた。(フロントロウ編集部)
過去の迷惑行為を理由に退場処分
2025年12月9日、オーストラリア・ブリスベンで開催されたレディー・ガガのワールドツアー公演で、開演前に一人の男性が会場から退場させられる出来事があった。米Peopleによると、退場となったのは、“パジャママン”の通称で知られるオーストラリア人のジョンソン・ウェン。
ジョンソンは2025年11月、シンガポールで行なわれた映画『ウィキッド 永遠の約束』のアジアプレミアで、出演者のアリアナ・グランデに向かってバリケードを乗り越えて接近し、腕を回して抱きつこうとした行為により拘束された人物。現地裁判所で公衆迷惑行為の罪に問われ、9日間の拘留処分を受けた後、国外退去およびシンガポールへの再入国禁止処分が下されていた。
今回のレディー・ガガ公演では、ジョンソンの過去の行動を踏まえ、主催者側および会場管理側が「公演を妨害する可能性がある人物」として事前に認識していた。スタジアムは現地メディアへの声明のなかで、「アーティストの安全を守るため、参加させてはならない要注意人物であると判断していた」と説明している。
ジョンソン本人は、自身のInstagramストーリーズで「レディー・ガガのコンサートで本人が出てくる前に追い出された」と投稿。さらに「ショーの開始は午後8時なのに! 早めに来ていたファンたちにブーイングされたよ」と書き添えた。
ジョンソンはこれまでも、ケイティ・ペリーやザ・ウィークエンドなどの公演でステージに接近しようとする行為を繰り返しており、「イベント乱入の常習者」として報じられている。また音楽イベント以外でも、2023年のFIFA女子ワールドカップ決勝ではフィールドに乱入し注目を集めたほか、2024年のパリ五輪でも陸上競技中に侵入を試みたと報じられている。












