FRONTROW

視聴者数1位でも終了——『レイト・ショー』司会者が明かした舞台裏

FRONTROW Journal
BY FRONTROW Journal
視聴者数1位でも終了——『レイト・ショー』司会者が明かした舞台裏
WEST HOLLYWOOD, CALIFORNIA - SEPTEMBER 14: Stephen Colbert attends the Apple TV+'s Primetime Emmy Party Red Carpet at Ysabel on September 14, 2025 in West Hollywood, California. (Photo by Tommaso Boddi/Getty Images)

米CBSテレビの深夜トーク番組『ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア』が、米時間5月21日の放送をもって11年の歴史に幕を閉じる。平均視聴者数270万人超、レイトナイト番組の視聴者数1位を保ち続けながらの打ち切りという、異例の形で終わりを迎える。(フロントロウ編集部)

視聴者数1位なのに打ち切り

 CBSは打ち切りを「レイトナイトを取り巻く厳しい状況のなかでの純粋に財務的な判断」と説明した。報道によれば番組は年間4,000万ドル(約58億円)の赤字を抱えており、親会社パラマウントがスカイダンス社への売却審査中というタイミングも重なった。

 ところが、前任ホストのデヴィッド・レターマンは、CBSの側の「財務的理由」という説明について、「嘘だ」と痛烈に批判。一方で、スティーヴン自身は米ハリウッド・リポーターのインタビューで「視聴者数1位のまま終了を迎える番組は、これが初めてだと思う」と語りながらも、「CBSのビジネス判断として理解する」と冷静に受け止めていた。

「それは驚いた」——スティーヴンが振り返った終了通告

 スティーヴンは、今シーズンでの終了を自身のマネージャーから知らされ、「本当に? へえ。それは驚いた」が、第一声だった振り返っている。

「私が去るだけでなく、『レイト・ショー』そのものがなくなる——私の後継者はいない、すべてが消える」とも語り、11年間育ててきた場所への深い愛着を滲ませた。

次は新作『ロード・オブ・ザ・リング』映画の脚本

 引退後の身の振り方について、スティーヴンはコナン・オブライエンのようなポッドキャスト参入も、ジェイ・レノ流の全国ツアーも「どれもやるつもりはない」と明言した。

 しかし空白を埋める計画はすでにある。『ロード・オブ・ザ・リング』の大ファンを公言しているスティーヴンは、2人の共同執筆者と、シリーズの監督と務めてきたピーター・ジャクソン監督とともに新作映画の脚本執筆にすでに取り組んでいるという。「夏から時間ができることになったから」とユーモアを交えながら語った新章がどのような作品になるのか、注目が集まりそうだ。

MORE

FEATURE

RECOMMEND