ダニエル・ラドクリフが挑んだ“人生のもしも” トニー賞4冠ミュージカル『メリリー・ウィー・ロール・アロング』を映画館で体験


本作でダニエル・ラドクリフが挑んだのは、魔法ではなく人生そのものだった。映画『メリリー・ウィー・ロール・アロング』は、2024年トニー賞4部門を受賞したミュージカルをスクリーンで体験できる貴重な機会となる。
物語の中心にあるのは、「成功とは何か」「友情はなぜ壊れるのか」という普遍的なテーマだ。時間を逆に辿る構成によって、観客は結果ではなく過程を見つめ直すことになる。そこに描かれるのは、正解のない選択と、後から振り返って初めて気づく小さな分岐点の数々だ。
ダニエル・ラドクリフ演じるチャーリーは、理想を信じ続けるがゆえに傷ついていく人物であり、その姿は観る者の胸を強く打つ。主演のジョナサン・グロフとの関係性も含め、キャスト全員が複雑な人間関係を立体的に描き出している点はさすがトニー賞作品と言える。
マリア・フリードマンの演出は、ソンドハイムの難解な楽曲と脚本を鮮やかに整理し、物語を感情の流れとして提示する。映画館という空間で観ることで、舞台とは異なる集中力と没入感が生まれるのも大きな魅力だ。期間限定公開という条件が、この作品を“今観るべき一本”にしている。人生のもしもに向き合う準備ができたなら、劇場へ足を運びたい。
【作品情報】
メリリー・ウィー・ロール・アロング
公開日: 6/26(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか公開
演出 マリア・フリードマン
脚本 ジョージ・ファース
原作戯曲:ジョージ・S・カウフマン、モス・ハート
作曲 スティーヴン・ソンドハイム
撮影 サム・レヴィ(『レディ・バード』『フランシス・ハ』)
編集 スペンサー・アヴェリック(『グローリー/明日への行進』)
装置・衣裳 スートラ・ギルモア(NTLive『シラノ・ド・ベルジュラック』)
出演
ダニエル・ラドクリフ/ チャーリー・クリンガス役
ジョナサン・グロフ / フランクリン・シェパード役
リンゼイ・メンデス / メアリー・フリン役
クリスタル・ジョイ・ブラウン / ガッシー・カーネギー役
ケイティ・ローズ・クラーク / ベス・シェパード役
レグ・ロジャース/ ジョー・ジョセフソン役
上映時間: 2時間25分
撮影時期・場所:2024年6月 NYハドソン劇場
日本語字幕:チオキ真理
字幕監修:常田景子
映画コピーライト:© 2025 Now You Know Film LP
鑑賞料金:一般3,000円、学生・障がい者2,500円
日本劇場公開HP:https://www.culture-ville.jp/mwra
■上映劇場
北海道 札幌シネマフロンティア 7/10(金)~7/16(木)
イオンシネマ江別 7/10(金)~7/16(木)
東京 TOHOシネマズ 日比谷 6/26(金)〜
TOHOシネマズ 池袋 6/26(金)〜
大阪 大阪ステーションシティシネマ 6/26(金)〜
神奈川 ローソン・ユナイテッドシネマ みなとみらい 7/10(金)〜
茨城 MOVIXつくば 7/10(金)~7/16(木)
群馬 MOVIX伊勢崎 7/10(金)~7/16(木)
埼玉 MOVIX川口 7/10(金)~7/16(木)
イオンシネマ浦和美園 7/10(金)~7/16(木)
千葉 MOVIX柏の葉 7/10(金)~7/16(木)
岩手 中央映画劇場 6/26(金)〜
石川 イオンシネマ金沢 7/10(金)~7/16(木)
冨山 ほとり座 順次公開
静岡 シネ・ギャラリー 順次公開
愛知 ミッドランドスクエア シネマ 7/10(金)~7/16(木)
ミッドランドシネマ名古屋空港 7/10(金)〜7/23(木)
イオンシネマ名古屋茶屋 7/10(金)~7/16(木)
イオンシネマ常滑 7/10(金)~7/16(木)
イオンシネマ豊田Kitara 7/10(金)~7/16(木)
京都 京都シネマ 7/10(金)~7/16(木)
岐阜 イオンシネマ各務原 7/10(金)~7/16(木)
滋賀 イオンシネマ草津 7/10(金)~7/16(木)
兵庫 イオンシネマ加古川 7/10(金)~7/16(木)
徳島 ufotable CINEMA 順次公開
岡山 シネマ・クレール 順次公開
福岡 ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13 7/10(金)〜
熊本 熊本ピカデリー 7/10(金)~7/16(木)
鹿児島 ガーデンズシネマ 7/12(日)・7/18(土)・7/27(月) *3日間限定上映
沖縄 桜坂劇場 7/11(土)〜24(金)












