聴くことが支援になる――エディ・ヴェダー最新コラボが示す“音楽×社会貢献”のかたち


エディ・ヴェダーの名を聞けば、多くの人がPearl Jamを思い浮かべるだろう。しかし今回の新曲「Better Believe」は、バンドの看板を一度外した場所から生まれた。シカゴの若者支援団体Guitars Over Gunsと手を組み、若手ミュージシャンたちと真正面から向き合うことで完成したコラボレーションだ。
このプロジェクトを後押ししたのはオバマ財団であり、楽曲はオバマ大統領センターの開館式典という象徴的な場で初披露された。政治や社会の文脈とも静かに共鳴しながら、音楽が果たせる役割を改めて提示する瞬間だった。
レコーディングにはコロンビア・カレッジ・シカゴの学生や卒業生も参加し、プロのアーティストと肩を並べて制作に関わった。スタジオでは教える側と学ぶ側という境界線は薄れ、アイデアと感情がフラットに交換されたという。
プロデューサーにはアンドリュー・ワットらが名を連ね、演奏陣にはジョシュ・クリングホッファーも加わった。豪華さだけを見れば通常のビッグプロジェクトと変わらないが、決定的に違うのは、そこで生まれる利益がすべて次の世代へと還元される点だ。音楽が循環する社会貢献のかたちが、ここにある。
Eddie Vedder – Better Believe (Chicago, 2026)

<商品情報>
エディ・ヴェダー「ベター・ビリーヴ」2026年6月18日配信
Eddie Vedder / Better Believe
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<アーティスト情報>
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