【フロントロウ編集部】

 来週で1月も終わり。お正月に決めた新年の抱負を続けられている人は、どれだけいるだろうか? 今回は、2017年最初の月が終盤を迎えていることを記念して、アメリカの「新年の抱負」事情を特集。2017年のアメリカ人の目標は、「健康」と「お金」が2大テーマ!

2017年日の出 海 2017年新年の抱負 アメリカの事情

Photo: シンクストック/ゲッティイメージズ

 

60%のアメリカ人が抱負を決めた

 アメリカで2017年に新年の抱負を決めた人の数は、10人中6人。イエスと答えた人は若ければ若いほど多く、18~29歳の間では10人中8人が何かしらの抱負を作ったと回答。新年の抱負というカルチャーは、アメリカでは若い世代により受けが良いことが分かった。

 

どんな抱負が人気?

 ではアメリカ国民がもっとも改善したいと思っていることは何か? 人気のトップ5は2つのテーマが占めており、それは、「健康」と「お金」。

  • 1位 食生活を健康的にする(29%)
  • 2位 貯金額を増やす(25%)
  • 3位 痩せる(24%)
  • 4位 もっと水を飲む(21%)
  • 5位 借金を返す(17%)
  • 6位 家族や友人と過ごす時間を増やす(15%)
  • 8位 整理整頓する(15%)
  • 8位 もっと旅行する(15%)
  • 10位 読書する(14%)
  • 10位 人間関係を改善する(14%)
  • (The Harris Poll®調べ)

じつはみんな、毎年の抱負が一緒!

 新年の抱負はポジティヴな文化である一方、「三日坊主」や「挫折」というイメージも強い。そして現実に、多くの人が抱負を守ることに苦労しているという。

 アメリカ人のおよそ半分にあたる48%が、毎年同じ抱負を設定していると回答。65歳以上の約7割が、抱負はつくるだけ「時間の無駄」と答えたのは、毎年達成できないことに対する疲れの現れなのかもしれない。

Dry January(ドライ・ジャニュアリー)とは?

 さらに近年は「ドライ・ジャニュアリー(Dry January)」という、1月の31日間にお酒を断つ活動が人気を博しており、2017年は全体の1割がこの活動に参加したと回答。

 また、ドライ・ジャニュアリーに参加しなかった人も含め、約半数がアルコールの摂取量を減らす意志があると語っている。 

 

 1月はもう終わり。抱負を守れている人はその意志の固さをキープして、断念してしまったという人ももう一度リベンジするところからはじめて、残り11ヵ月を実りの良い日々にして!

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