1月中旬、映画『アリス・イン・ワンダーランド』の俳優ジョニー・デップが、「数年にわたる違法行為によって損害を与えられた」として、自身のお金の管理を任せていたTMGを提訴。しかし、今週の火曜日(1月31日)TMG社に逆提訴され、その金遣いの荒さを指摘されている。
ジョニーに約25億円の支払いを求められたTMG社の社員で、彼の元ビジネスマネージャーであるジョエル・マンデルとロバート・マンデルは、「金融危機の責任は全面的にジョニー本人にある」と、ジョニーに反論する訴状を提出。
ジョニーは金銭的余裕がないにもかかわらず「とてつもなく贅沢な暮らし」をして毎月2億円以上を使っており、支出を削減するようにという、マンデルら元ビジネスマネージャーの声にも耳を貸さなかったと主張している。
ジョニーの毎月の支出
元ビジネスマネージャーらは、ジョニーの驚きの支出だとする情報を公表。なんとジョニーは毎月、自家用ジェットに約2,000万円、24時間の警備に約1,500万円、40人のスタッフの人件費に約3,000万円を使用。さらに、なんとワイン代に約300万円もかけていると明かした。
またVariety誌は、ジョニーはこれまで14もの邸宅に約75億円、豪華なヨットに約18億円、所有するアートコレクションにもかなりのお金をつぎ込んできており、TMG社に約4億円の借金があると報じている。
しかし、ジョニーが借金を返済しないため、TMG社は彼の自宅の差し押さえを要求。今回のジョニーの訴訟は、この差し押さえの手続きを防ぐことが目的だとTMG社は主張している。
左が、元妻で女優のアンバー・ハード。昨年は、元妻で女優のアンバー・ハードとの離婚で約7億円の慰謝料を支払うこととなったジョニー。ドロ沼の離婚騒動にやっと決着がついたと思ったら、今度は金銭問題と、トラブルが続いている。
※この記事は数字に誤りがあったため修正しています。