アメフトの祭典「スーパーボウル」が世界中で盛り上がるなか、子犬の祭典「パピーボウル」が、日本時間の今朝(2月6日)、米アニマルプラネットで放映された。パピー(子犬)たちがおもちゃを奪い合いながら、アメフト会場のようなグラウンドを元気に疾走し、タッチダウンを狙った。
対戦したのは「チームわんわん(Ruff)」と「チームもふもふ(Fluff)」。チームもふもふが前半から勢いに乗り、93対38と圧倒的な差をつけて勝利した。
選手たちの「ホーム」を見つけるために
スーパーボウルのハーフタイムショーではレディー・ガガがパフォーマンスをおこなったが、パピーボウルのハーフタイムショーには、子猫の「キティー・ガガ」がスペシャルゲストとして参戦。
子猫バンド「ザ・シカゴ・ロックス」の伴奏に合わせて踊り、会場を盛り上げた。国歌斉唱の際、ジャック・ラッセル・テリアのマーベル選手がうんちをしてしまうアクシデントが物議を醸したが、試合は続行した。さらにマナー違反の選手に対しては、レフェリーが指導。「カミカミしていいのは、おもちゃとご飯だけだよ」と優しく諭すなど、ほっこりする場面も見られた。
今年で13回目の開催となるこの「パピーボウル」。実は子犬たちの里親探しと動物保護の啓蒙のために実施されている。
選手の子犬たちは全米の保護施設から集まっており、視聴者は彼らの里親になることができる。また、ホームページに各選手のプロフィールが掲載されており、出身地や犬種、保護された経緯を知ることも可能。参加した78匹すべての選手に新しい「おうち」が見つかるよう、スタッフや団体、視聴者が全力で支援を続けている。
以下は、2017年度の第13回パピーボウルの予告CM。その迫力は、スーパーボウルにも劣らない!?
なお、子猫版スーパーボウル「キトゥンボウル」も米ホールマーク・チャンネルの主催で本日放送されている。