米現地時間の2月5日に開催された第51回スーパーボウルのハーフタイムショーでのパフォーマンスが絶賛された、シンガーのレディー・ガガ。
毎年視聴率が45%を超える国民的人気番組ゆえ、パフォーマーへのプレッシャーも大きいだけに、機材トラブル等の防止も兼ねて口パクをするのが黙認されている同ショーで、ガガがほぼ生歌で勝負していたことが、今週公開された彼女のマイク音声を収録したビデオにより明らかになった。
まずは、巨大なスタジアムを縦横無尽に使った、宙づりや激しいダンスなどの大がかりな演出を取り入れた、約13分間におよぶ彼女のパフォーマンスの模様をおさらいしてみよう。
そして、ガガの生歌を披露していた証拠となるマイク音源を収録したビデオがコチラ。
聴いてみればわかるように、なんとガガは、激しいダンスやアクションをこなしているにも関わらず、前半のほとんどはまったく音を外さず、かなりの本息で歌っている!
パフォーマンスの開始から11分近くたった後半こそ、息切れの音や声の震えが感じられるものの、最終曲の「バッド・ロマンス」終盤のシャウト部分では最後の力を振り絞るかのようなシャウトに鳥肌さえ立ちそうになる。これも、彼女が本番数カ月前から取り入れていたという超ハードなトレーニングの賜物だろう。
今回、ガガのマイク音源が公開されたことにより、彼女のプロ根性に「素晴らしすぎる!」感服し、彼女のアーティストとしての才能を改めて見直す人が急増中。
スーパーボウル終了後にアナウンスした3年ぶりとなるワールドツアーは、今年の夏に予定されている北米各地での公演チケットが完売。さらに、最新アルバム『ジョアン』は売り上げが1000%も増加し、ビルボードチャート100の10位以内に返り咲きするという快挙を見せている。