大晦日にNYで行われたカウントダウンライヴでマライア・キャリーのパフォーマンスが大失敗して2016年最後の日に世界中を騒がせた騒動で、ついに解雇者がでた。
事の発端は2016年大晦日
2016年12月31日に毎年NYのタイムズスクエアで行われる「ディック・クラークのニューイヤーズ・ロッキンイヴ」というカウントダウンライヴでパフォーマンスしたマライア。
しかし「エモーション」のパフォーマンス中にイヤピースの不具合で音が聞こえないとトラブルに見舞われたマライアが歌うことを拒んだため生放送で曲だけが流れるというトラブルが起き、さらに別の曲ではマイクが口に当たっていないのに歌声が聴こえるという残念な口パクがバレてしまい、パフォーマンスは世界中で笑いの種になってしまった。
そんなトラブルから数日、ついに騒動はスタッフの解任という事態に発展している。
解雇されたのは長年のクリエイティヴ・ディレクター
今回解雇されたのは、マライアのクリエイティヴ・ディレクターを担当し、振り付けやダンサーとして多くのシンガーをサポートしてきたアンソニー・バレル。アンソニーは1月3日にツイッターで自身が未だにニューイヤーズイヴのパフォーマンスを見られていないことや、音響トラブルがあったことを言及しマライアをフォローしていた。
本番前はご機嫌だったが…
マライアはカウントダウンライヴが始まる前のリハーサルでは、新恋人と言われているダンサーのブライアン・タナカと今回解雇されたアンソニーに抱きかかえられる写真や、パフォーマンス開始前に司会のライアン・シークレストにインタヴューされる写真などをSNSにアップし、ニューイヤーズイヴの陽気な空気をご機嫌で楽しんでいた。
アンソニー本人からのコメントは現時点ではないが、一部では解雇ではなく彼が自分から辞めたという声もある。
マライアのチームがマライアへの批判を軽くするためスタッフに責任を取らせたのか、スタッフ側が今回の一件でキャリアダウンしたマライアから去ったのか。どちらにしろ、年越しライヴという大舞台での大失態はチーム・マライアを揺るがす騒動となっている。