昨年10月にフランス・パリで発生した、リアリティスターのキム・カーダシアンを襲った強盗事件に新たな動きが見られた。

フランスの複数のメディアは、現地時間の今週月曜日(1月9日)の早朝、パリおよびフランス南部の地域で行った強制捜査の結果、警察が事件に関与したとみられる15~17人(情報が錯綜しており人数は確定的ではない)の容疑者の身柄を拘束したと報じている。

警察の捜査が行われたパリ3区にあるジュエリー店のひとつ。
 
フランス南部の村、プラスカシエールの民家とみられる建物にも捜査のメスが入った。
報道によると、強盗やその他の前科があるという容疑者たちの年齢は、下は23歳から72歳とさまざま。そのなかには事件前にキムの尾行を担当していたとされる女性3人も含まれているという。
警察当局は実際にキムを襲ったとされる5人の男が、今回拘束された人物たちの中に含まれているかどうかは明言することを避けており、名前などは公表していないものの、今回の捜査でトータルで約1700万円(140,000ユーロ)の現金に加え、自動拳銃などを押収したと発表している。

以前公開された逃走中の犯人の防犯カメラ映像。自転車で逃走した男のうちの1人の手にはキムから奪った宝飾品が入ったリュックサックが。
フランスの法律では、警察はこれらの容疑者たちの身柄を96時間に渡って拘束する権利があり、その間に急ピッチで捜査が進められることとなる。
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