米時間1月20日に任期を終えたバラク・オバマ大統領。2009年から8年間に渡り、医療保険制度の改革を行い、キューバとの国交を正常化し、LGBT関連の問題にも積極的にアプローチしと、全力で公務を全うしてきた。
そんなオバマ大統領の側にいた家族もまた、ファーストファミリーとして注目の的に。今回フロントロウ編集部では、就任当時10歳と7歳だった娘マリアさんとサーシャさん(本名ナターシャさん)にフォーカス。大統領の娘としての8年間を、写真で振り返ります。
2008年
当時議員だったオバマ氏が大統領選に立候補。アイオワ州でスピーチをするオバマ氏の傍らには、まだ幼い表情のマリアさんとサーシャさんの姿が。
2009年
初のアフリカ系アメリカ人のファーストファミリーが誕生。公式フォトでは仲良し家族の一面がうかがえる。この年、オバマ大統領はノーベル平和賞を受賞した。
2010年
両親に付き添ってイベントに花を添えることもあった2人。この日はホワイトハウスにてイースターをみんなでお祝い。
ちなみにマリアさんはこの年、ワン・ダイレクションのコンサートにも参戦。
2011年
思春期をホワイトハウスで過ごしたマリアさんとサーシャさん。2009年の公式フォトと比べ、ぐっと大人になった2人の姿が写る。
2012年
オバマ大統領のスピーチ中に父親をからかうように目配せし合う姿が目撃されたことも。10代らしさを素直に見せる2人の存在こそ、ファーストファミリーの魅力のひとつだった。
2013年
年齢が上がるにつれて、ファッションにも注目が集まるように。オバマ大統領2期目となる大統領就任式の日には、カラーコートで目立っていた。
2014年
フォーマルな装いでクリスマスイベントに華を添えた2人。ホワイトハウスに引っ越して早5年以上、大統領一家のメンバーとしての役割にもすっかり慣れた様子。
2015年
ナショナル・クリスマスツリーの点灯式に家族で参加。寒空の中も笑顔の2人。仲の良さが垣間見られる。
2016年
マサチューセッツ州沖にあるマーサズヴィニヤード島に2週間のバケーションにでかけたときに撮られた1枚。
2017年
1月20日の新大統領誕生をもって、父オバマ大統領の任期が終了。ファーストファミリーとしての生活が終わりを告げた。写真は8日前にジョー・バイデン副大統領に大統領自由勲章が贈られたイベントより。
10歳と7歳の時に大統領一家になり、今年で19歳と16歳になったマリアさんとサーシャさん。生活に多くの縛りがあるファーストファミリーの一員として思春期を過ごしたことは、苦労もあったはず。オバマ大統領とミシェル夫人だけでなく、マリアさんとサーシャさんにも8年間おつかれさまを言いたい。
Text & Photo: フロントロウ編集部(FRONTROW)/ Sayaka Shichikawa、スプラッシュ/アフロ、ニュースコム