先週末に米アリゾナ州で行われたオークションで、シンガーのジャスティン・ビーバーの愛車コレクションの1台である青いフェラーリが約4,940万円という高値で落札された。
この日行われたバレット・ジャクソン・オークションは、スーパーカーやクラシックカーなどの高級車ばかりが出品される車好きにはたまらない一大イベント。
合計で1億3千万円以上にものぼる高級車コレクションを所有しているジャスティンは、同オークションにそのうちの1台である2011年式のフェラーリ438を出品。
当初の予想落札価格は2,800~3,400万円とされていたものの、当日ジャスティン本人が会場に登場し、おまけとしてツアー公演のチケットやバックステージに入場できる権利をつけたこともあり、落札希望価格は一瞬にして5,000万円近くまで跳ね上がることに!
オークションの開始から約3分半ほどで、あっという間に落札された。
実はこの車、さまざまないわくつきだった
ジャスティンのフェラーリと言えば、実はさまざまなエピソードが。
2013年には、ジャスティンの友人でラッパーのリル・ツイストが運転中の同車をジャスティンが同乗していると思って追いかけていたパパラッチの男性が高速道路を渡ろうとしたところ、後ろから来た別の車2台にはねられて死亡。
同じ年の6月には、クラブの駐車場から出ようとしたジャスティンの車を取り囲んだパパラッチの1人と接触事故を起こしたこともあった。
さらに、昨年の8月には、夜遊びに出かけたジャスティンがどこに駐車したかを忘れてしまい、3週間ほど所在不明になってしまったことも…。
この青いフェラーリがかなり気に入っているようで、以前は、自身のSNSにも何度も登場させていたジャスティン。 米ハリウッドライフの報道によると、ジャスティンは、酸いも甘いも共に経験してきたこの車のオークションでの収益をチャリティ団体に寄付する予定だという。
Text & Photo: フロントロウ編集部(FRONTROW)/Ayumi Nakazawa、 スプラッシュ/アフロ、 ニュースコム、Twitter/ Barret Jackson