2015年の12月に、「自分の目ではなくスクリーンを通して世界を見ていたことに気が付いた」と自身のSNSで語り、それから1年間SNSを更新せず、世界中を旅していたシンガーのエド・シーラン。
そんなエドが、昨年の復帰後に出演した番組で、旅をするなかで出会った印象的なファンとのエピソードを告白。なんとそのファンは、ここ日本で出会ったとある女の子だという。
北海道のファンと遭遇
アップル・ミュージックのラジオ番組『ビーツ・ワン』に出演したエドは、休暇中の旅の思い出を告白。実はエド、休暇中に日本を訪れており、沖縄でサザエと納豆を一緒に食べるという奇妙な動画を公開していたこともあるのだけれど、その時に北海道へも足をのばしていたよう。
番組DJのゼイン・ロウにファンとの面白いエピソードを尋ねられたエドは、「日本でのことなんだけど」と、北海道のスキー場に行ったときのことをコメント。
そこではシンガーのエドではなく、完全に一般人として過ごせていたようで、「誰も僕に気づかなかったよ。正体不明(の外国人)って感じだったんだ」と、スキー場での時間を満喫していたことを明かした。
しかしそんななか、エドに気が付いた女の子が。しかも、そのファンの少女はエドに気づいただけでなく、まさかの「あるモノ」を持っていたという。
エドのファーストアルバム
エドはファンの女の子に遭遇した時の状況を、「スキーブーツを借りに行ったとき、カウンターにいた女の子が、『あっ』って感じで息を呑んだんだ」と説明。
さらにエドは、その女の子が、「ポケットから僕のファーストアルバムを取り出したんだよ。これ!って感じで」と、エドのアルバムを持っていたことを明かした。
ファンと偶然遭遇することはあっても、相手がタイミングよく自分のアルバムを持っていることはなかなかないだけに、これには番組DJのゼインもびっくり。
さらに驚くことに、その女の子がアルバムを持っていたのは単なる偶然ではなかったそうで、「彼女、毎日僕のアルバムをポケットに入れて持ち歩いてたんだよ。仕事場でいつでもかけられるようにって」と、エドはその理由についても説明した。
amazon.co.jp毎日アルバムを持ち歩いていたという、ファンの女の子のエド愛もすごいけれど、そんな彼女が働くスキー場にエドが訪れたというのもなかなかの奇跡。ファンにとってもエドにとっても、一生忘れられない瞬間になったことは間違いない。
Text & Photo: フロントロウ編集部(FRONTROW)/ Megumi Kuga、スプラッシュ/アフロ、ニュースコム、Apple Music