今年5月にリリースした最新アルバム『デンジャラス・ウーマン』がロングヒット中で、2017年のグラミー賞にもノミネートを果たした人気シンガーのアリアナ・グランデ。
母ジョアンや兄のフランキーなど家族ととても仲が良く、よくレッドカーペット・イベントに同伴したり、SNS上に一緒に写った写真や動画を公開したりしている彼女の家族のなかで、あまり見かけない人物がいる。
その人物とは、彼女の父でフロリダでグラフィックデザインの会社を経営しているエドワード・ブテラ。
アリアナが8~9歳の頃に母のジョアンと離婚したエドワードとは、その後も親しくしていたものの、アリアナのキャリアが波に乗り始めた2013年頃から急に疎遠に。
アリアナが明かした父との確執
アリアナは2014年の米Seven Teen誌とのインタビューで、父と疎遠になってしまったときのことについてこう話していた。
パパと連絡を取り合わなくなったことは、私の人生の中で最も辛いことのひとつだったわ。プライベートなことだから理由は明かさないけど、乗り越えるのにはすごく時間がかかった。
自分の半分がパパでできているってこと、私の性格のいくつもの部分が彼から受け継がれたものだっていうことが嫌だった時期もあったけど、その事実を認めて、受け入れることでことで解決することができたの。
―Seven Teen 2014年9月号のインタビューより
エドワードとの確執を乗り越えたアリアナは、2015年あたりから再び連絡を取り合うように。
現在では、エドワードがアリアナのライヴを訪れたり、父の日にはアリアナがエドワードにメッセージを送ったりと、2人の関係はすっかり修復されている。
※ドッグショーを題材にした2000年公開のコメディ映画。
父エドワードがアリアナの晴れ舞台を訪問
そして先週、エドワードがアリアナが出演した米NBCのライブ・ミュージカル『ヘアスプレー・ライブ』の撮影現場と、彼女が出演したボストンでのクリスマス音楽イベント「KISS FM108ジングル・ボール2016」を立て続けに訪れて、2人は久々に再会。
エドワードは自身のツイッターでよくアリアナを褒め称えるつぶやきをしていて、大スターとして世界を股にかけて活躍する彼女のことをとても誇りに思っているよう。
一度は疎遠になってしまったものの、現在では良好な関係を築いている2人。確執を乗り越えたからこそ、今はまた家族として、しっかりと支え合うことができているのかもしれない。