毎年他のセレブと比べ物にならないほど、本格的なコスチュームを身にまとうモデルのハイディ・クルム。
アメリカでは今日がハロウィン本番の31日。ハイディはNY現地時間31日午後14時(日本時間の1日午前3時)ごろ、自身のインスタグラムに年に一度の一大イベントへの意気込みを語った。
「ハッピーハロウィンみんな! またこの季節がやってきたわ! さあパーティの始まりよ!」
その後も動画を連続投稿し、大がかりな仮装の準備の様子をうかがわせた。
約1ヵ月前からこの日の準備をしていたハイディは、特殊メイクを駆使。有名メイクアップアーティストや特殊メイクアップアーティストとチームを組んで完璧さを追求し、コスチュームのヒントをSNSで少しずつ公開していくことで、ファンのワクワク度を高めていた。
最後の動画がアップされたのは、現地時間31日午後23時(日本時間12時)ごろ。なんと9時間以上の特殊メイクを経て、日付が変わるギリギリの1時間前についに仮装が完了。
ハイディが最後に投稿したヒントから見ると、今回のコスチュームはチーム戦! では、一体これは何の仮装なのか? その答えは、この後ハイディが出席した自身主催のハロウィンパーティで明かされた。
仮装の正体は、ハイディのクローン!
2016年度のハイディの仮装は、まさか、彼女のクローン。
パーティには6人のハイディが完璧にマッチした衣装で登場! 会場は驚きの渦に包まれた。
しかも巨大な箱に入って登場したハイディ6人。実はこの箱の外側には「Made In Germany(ドイツ製)」というシールが。ドイツ生まれであるハイディの出身国にちなんだ粋な演出で、まさにドイツから輸入されてきたかのように、ハイディとそのクローン5人が登場した。
ハロウィンといえば誰かになりきるということはあったけれど、他人を自分のマネさせて小道具として用意するとは、前代未聞のアイデア。
さすがハロウィンの女王と言えるが、ファンからは、まさかの反応が…。
「つまらない」「がっかり」
ただ残念ながら、今年の仮装に対して早くもファンの間では「つまらない」や「がっかり」、「よくわからない」という批判的なリアクションが多数。
その大きな理由は、プロのメイクアップアーティストを起用して1ヵ月も前から準備していたうえ、SNSでもさんざん煽っていたにもかかわらず、特殊メイクを施されたクローンの顔がまったくハイディに似ていないから!
これまでの仮装がすごすぎて自分でハードルを上げすぎたせいか、ファンからは厳しい意見を受けてしまったハイディ。しかし彼女がハロウィンにかけた情熱には、今年も拍手を送りたい。
Text & Photo: フロントロウ編集部(FRONTROW)/ Yuna Nishikiori、スプラッシュ/アフロ、ニュースコム、Instagram/Heidi Klum