日本でもすっかりお馴染みになった、不特定多数の人々が突然街などで集団でダンスを披露する「フラッシュモブ」。11月8日に行われる米大統領選挙に向け、民主党候補のヒラリー・クリントン氏への支援を呼びかける活動の一環として、今週、NYのユニオン・スクエア・パークの広場にヒラリー氏のサポーターたちが集結。これまでに見た事の無い、圧巻のフラッシュモブ・パフォーマンスを披露した。

画像: こんなの見たことない!ヒラリー大統領候補支持をアピールするフラッシュモブが圧巻

 そのパフォーマンスの一番の特徴は、参加者全員がヒラリー氏のトレードマークであるパンツスーツを着用していること。

画像: ヒラリー氏は特にカラフルなパンツスーツを着ていることで有名。

ヒラリー氏は特にカラフルなパンツスーツを着ていることで有名。

 

 「パンツスーツ・パワー」と名付けられ、「#PantsuitPower」というハッシュタグで現在ネット上でどんどん拡散されているこのフラッシュモブは、強い女性やフェミニズム推進の象徴であるパンツスーツを着てダンスすることで、アメリカ初の女性大統領誕生へのムーヴメントを後押ししようという狙いが。

 シンガーのジャスティン・ティンバーレイクのヒット曲「キャント・ストップ・ザ・フィーリング」に合わせて、プロのダンサーから、子供やお年寄りまでがダンスする見ているだけでハッピーな気分になるパフォーマンスがこちら!

画像1: OFFICIAL "PANTSUIT POWER" FLASH MOB FOR HILLARY vimeo.com

OFFICIAL "PANTSUIT POWER" FLASH MOB FOR HILLARY

vimeo.com

 このフラッシュモブを企画したNY在住の女性映像クリエイターのミア・リドフスキーと彼女の恋人で女性振付け師兼ダンサーのセリア・ロウソン・ホールは、この動画を通して、対立候補であるドナルド・トランプ氏が推進する排他主義や異質な存在への辛辣な姿勢に対し、ヒラリー氏が掲げる「愛と団結力を強調する意図がある」と明かしている。

 さらに、振り付けには、昨今アメリカで社会問題になっている警官による相次ぐ黒人射殺事件の被害者たちへの追悼や、LGBTコミュニティ、移民問題へのメッセージなども込められているという。

 1か月後に迫った大統領選に向け、ヒラリー氏vsトランプ氏のサポート合戦はますます盛り上がりを見せている。

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