オーストラリアで来年2月に同性婚の合法化を決める住民投票がおこなわれる可能性があることを受け、オーストラリア出身のセレブたちがそれを後押しする活動を始めている。
「地球の下の方で誓いますと言って」
セレブたちが賛同しているのは、「Say I Do Down Under(地球の下の方で誓いますと言って)」という、イギリス人俳優のジョシュア・サセが考案したプロジェクト。
オーストラリア出身のセレブたちは、このプロジェクトのロゴが描かれたTシャツを着た写真をSNSにアップすることで、同性婚合法化への賛成を宣言している。
国民の64%が賛成
住民投票は野党が反対しているため実現しない可能性もあるが、豪調査会社エッセンシャルが3月におこなった世論調査では、国民の64%が同性婚の合法化に「賛成」と答えている。
昨年決まったアメリカ全州での合法化を含め、欧米では近年、同性婚合法化の波がきている。そして欧米で合法化に至っていないのはオーストラリアを含めあと数国のみ。オーストラリアもこの波に乗れるのかどうか、64%という数字を見ても真剣に話し合わなくてはいけない問題でることは確かだ。