【フロントロウ編集部】
3月1日からの40日間は、何かをやめる「レント」というシーズン。イギリスの首相をはじめ、多くの人が取り入れている「レント」って何?
レントとは
レント(Lent)は灰の水曜日(今年は3月1日)からイースター(今年は4月16日)までの日曜日を除く40日間に禁欲をするという、キリスト教の慣習のひとつ。日本語では四旬節と呼ばれる。
イエス・キリストが宣教生活に入る前に砂漠で40日間を過ごしたことにならっており、この期間に断食や節制がおこなわれる。
近年、欧米では宗教に関係なくレントを「何かをひとつやめる期間」として取り入れている人が多く、禁煙や禁酒から、40日間SNSを見ないという現代的な内容まで、様々な「禁欲」がおこなわれている。
イギリス首相はアレをやめる
2017年も多くの著名人がレントの実施を宣言しており、例えばイギリスのテリーザ・メイ首相は、今年のレント期間中にポテトチップスを食べないと決めたことを、広報を通して認めた。
もっとも人気の禁欲は?
ではレント中にみんなはどんな禁欲をおこなっているのか? レントに関するツイートのデータから毎年発表されている「最も人気の禁欲(OpenBible.info調べ)」ではこんな結果が出ている。
- 1位 学校
- 2位 チョコレート
- 3位 ツイッター
- 4位 汚い言葉を使うこと
- 5位 禁酒
- 6位 ソーダ
- 7位 ソーシャルメディア
- 8位 甘いもの
- 9位 ファストフード
- 10位 宿題
- 11位 ジャンクフード
- 12位 肉
- 13位 コーヒー
- 14位 セックス
- 15位 ポテトチップス
やめるものとして1位に学校が入っているあたりはツイッターユーザーなりのジョークだろうが、全体的に食事に関する禁欲が多くなっている。