エマのためにワンシーンを再現
大胆にも、今年のアカデミー賞主演女優賞に輝いたエマ・ストーンをプロムに誘おうと考えたのは、カリフォルニア在住の17歳の男子高校生、ジェイコブ・スタウデンマイヤー。彼は現地時間の4日、「エマ・ストーンをプロムに誘いたいんだ」というコメントとともに、同作品のワンシーンを再現した動画をツイッターに投稿した。
ジェイコブが再現したのは、高速道路で渋滞に巻き込まれている人々が、「アナザー・デイ・オブ・サン」という曲を歌って踊るという『ラ・ラ・ランド』の冒頭のシーン。そんなシーンを、彼は高校の駐車場で再現し、さらに替え歌でエマをプロムに誘っている。
動画では、スーツで決めたジェイコブが、「プロムへの相手が必要なんだ」「エマ・ストーン、もし君が来てくれたら/僕は正気を失っておかしくなっちゃうかも」と、エマへアピール。
さらに、「みんなが僕のこと(『ラ・ラ・ランド』の俳優)ライアン・ゴズリングに似てるっていうんだ/まあそれは言い過ぎだと思うんだけど/お願いだからがっかりさせないで」と歌い、ちょっとしたダンスも披露している。
最後には、10人ほどの友人たちが「プロム」と書かれた紙を持って、みんなでエマにお願い。ジェイコブが「エマ・ストーン、僕のプロムの同伴相手になって」と頼んで動画は終了する。
この、エマをプロムに誘うという大胆な発想と、絶妙な再現具合がウケて、現在ツイッターのいいね数は約5万件、さらにYouTubeでの動画再生回数は25万回超えと、ジェイコブの動画は大きな話題になっている。
一見無謀な挑戦に思える今回のお願いだけれど、実は過去に人気シンガーのテイラー・スウィフトやリアーナが、一般人にお願いされてプロムに参加していたことが。
さらにジェイコブがUSA Todayの取材に、「エマからまだ特に返事はきていないよ。でも、彼女のお母さんが動画を観たのは確かだってウワサを聞いたんだ」と答えていることから、このお誘いは、エマの耳にも届いている可能性が高い。
果たして、エマはジェイコブに「イエス」と答えてくれるのだろうか?