4月は性暴力防止月間であるアメリカで、ある人気女優が性的暴行の被害を告白した。
被害を告白したのは、映画『リトル・ミス・サンシャイン』の子役として史上4番目の若さでアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、現在は人気ドラマ『スクリーム・クイーンズ』に出演している20歳の女優アビゲイル・ブレスリン。
「付き合っているからって、性行為をしなくてはいけないという義務はない。交際しているからって、結婚しているからって、いつでも性行為をするってことに同意しているわけではない」と書かれた写真をインスタグラムに投稿したアビゲイル。
「私を襲ったのは知っている人だった」というコメントをつけた。
性暴力が社会問題になっているアメリカでは他人や知人からの被害だけでなく、結婚や交際しているパートナー間でも相手が嫌がるのに性行為を強要する「カップル間レイプ」や「夫婦間レイプ」が問題になっている。
アビゲイルの投稿には、「何を言っても痛みは消えないよね。でもあなたはひとりじゃないからね」「ありがとう。わたしも同じ経験をしたの。相手は近所の人だった」「すごく重要な発言をしてくれてありがとう」など、多くの意見が集まっている。