ユナイテッド航空がオーバーブッキングのため乗客を強引に引きずり出しケガをさせた件で、この便に乗っていた乗客全員への航空券代の全額返金を発表した。(フロントロウ編集部)
オーバーブッキングでトラブル
ユナイテッド航空がオーバーブッキング(定員超過)された国内便から嫌がる男性を強引に引きずり出してケガをさせた騒動が大炎上するなか、この3411便に搭乗していた全乗客への航空券代の全額返金が発表された。
ユナイテッド航空のオスカー・ミュノツCEOは、朝の情報番組『グッド・モーニング・アメリカ』の取材に応えて謝罪。
騒動を「恥じている」と語り、被害にあったアジア人医師とは連絡を取れていないものの相手に非はないと発言。「お金を払って我々の飛行機に搭乗していたわけで、あのような扱いを受けるいわれはなかった」と語った。
ユナイテッド航空は同日にメディアに対する声明で、騒動があった3411便の搭乗者に運賃の全額返金を発表。現金、クレジット、またはエアマイルで支払われるという。
3月には服装を巡って搭乗拒否した件が炎上したばかりだったユナイテッド航空。今回の件はセレブリティも多く発言しており、以前よりも深刻な状況となっている。一方で航空会社のサービスに対しての注目は高まっており、今週はデルタ航空が神対応ぶりを見せてユナイテッド航空とは真逆の反応を受けている。