日本時間の10月15日にモデルのミランダ・カーの自宅に侵入して警備員を負傷させた犯人の初公判がLAで開かれ、予想以上に深刻な事件の様子が明らかになった。
フェンスをよじ登り侵入
犯人は午前11時10分頃にフェンスをよじ登り、敷地内に侵入。フロントロウ編集部が入手した写真には、侵入した時に変形したフェンスの様子が収められている。
犯人は警備員からナイフを奪い相手の目の下や腕を刺すと、警備員に頭や体を数発撃たれ、警察が現場に到着した頃には血だらけで地面に横たわっていたという。
犯人と警備員は病院に搬送され、それぞれ命に別状はないという。
ミランダに手紙を渡すため
犯人のショーン・ヘイウッドはミランダと同じオーストラリア出身。現場にはミランダに手紙を渡すために訪れた、と供述している。
警備員に対する殺人未遂罪に加え、加重騒乱、武器を用いた暴行の容疑で起訴されている犯人は、最高で終身刑を言い渡される可能性がある。
ミランダは事件現場となったマリブの家を2014年に約2億円で購入しており、息子のフリン君とここで暮らしていたが、幸い事件当時は不在だった。