グラミー4冠に輝いている大物ラッパーであるリル・ウェインが、週末に引退をにおわすツイートをして、ファンを大騒ぎさせている。
リル・ウェインは米時間の土曜日(9月3日)に、「今の俺には防御手段がなく、精神的にまいっている。俺は優雅に去りたい。感謝もしているしファンのことも愛しているが、もう十分だ」とツイート。その後、「同情してほしいんじゃない。平穏がほしいんだ」と付け足した。
現代で最も優れたラッパーのひとりと称えられながらも、近年は、レーベルとのいざこざや度重なるてんかんの発作に悩まされてきたリル・ウェイン。
そのため今回のツイートを「引退宣言」と解釈しているファンが多く、SNS上では多くの意見が飛び交っている。
「こんなツイートは消してくれ。(引退は)認めない」
「イヤだーーーー!現存する最高のラッパーなのに」
「君なしじゃこのゲームは変わってしまうよ」
「私の世代のキングよ永遠に」
「新作を待ってるんだけど。まだ35歳にもなってないのに」
もちろん本人は「引退」という言葉は一度も使っていないが、逆に否定もしておらず、ファンの大騒ぎを聞きつけ、「俺は大丈夫だから騒ぐな」とだけツイートしている。
今月27日には待望のニューアルバム『カーターV』が全米でリリースされる予定だが、新作の行方は?