ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの離婚騒動のせいで、「ブラピの不倫相手」としてまさかの巻き込まれ方をしている、フランス人女優のマリオン・コティヤール。しかし、マリオンを「ブラピの不倫相手」と呼んではいけない。

画像: 全米で11月に公開予定のロマンチックスリラー映画『マリアンヌ』でブラッドと共演。それが原因で、不倫騒動に巻き込まれている。

全米で11月に公開予定のロマンチックスリラー映画『マリアンヌ』でブラッドと共演。それが原因で、不倫騒動に巻き込まれている。

 まず、マリオンはフランス人俳優兼監督のギヨーム・カネと約9年も事実婚関係にあり、先日、第2子の妊娠を発表したばかり。浮気どころか別の男性と幸せ絶頂にある彼女にとっては、今回の件は迷惑以外の何ものでもない。

画像: マリオンとギヨームは映画『世界でいちばん不運で幸せな私』での共演をきっかけに交際に発展し、現在5歳の息子がいる。

マリオンとギヨームは映画『世界でいちばん不運で幸せな私』での共演をきっかけに交際に発展し、現在5歳の息子がいる。

 そして何よりも忘れてはならないのは、マリオンは「誰かの不倫相手」でも「誰かの恋人」でもなく、立派なオスカー女優であるということ。欧米でも、「オスカー女優である彼女を誰かの浮気相手という肩書で語るのは女性軽視だ」という怒りの声が出ている。

画像: 映画『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』でアカデミー賞、ゴールデングローブ賞、セザール賞などで、主演女優賞を総なめにした。

映画『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』でアカデミー賞、ゴールデングローブ賞、セザール賞などで、主演女優賞を総なめにした。

 女性がいくら成功しても「誰々の妻、誰々の恋人」という肩書で語られることは以前から女性軽視として問題視されており、マリオンがフランス人女性として史上2人目のオスカー女優になったことよりも、ブラッドとの関係の方が大きく取りざたされていることも例外ではない。

 もちろん世の中には、成功したイケメンと交際したい女性はたくさんいるだろう。しかし現代には、マリオンのように自分自身が成功したいと思っている女性が増えているのではないだろうか?

 だからこそ私たちは、マリオンを「ブラピの不倫相手」ではなく「オスカー女優」と呼ばなくてはいけない。

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