日本時間の今朝LAで催された10代の祭典ティーン・チョイス・アワードで、銃の問題について触れられるシーンが取られた。
女優のジェシカ・アルバは10代のグループを引き連れてステージに上がると、彼らが銃犯罪によって家族を亡くした遺族であると説明。
「銃による死亡事件は止まりません。私たちはこれを止めなければいけない」「今夜私たちはこの若者たちと共にいます」と語ったジェシカは、うねるような歓声と拍手の音に声をかき消されないように、力強く「平和の実現と暴力の終りを求める者として結束しましょう。今こそ私たちは立ち止まり、心で感じ、『一体何が起きているんだ?』と問いかけなくてはいけません」と言って、スピーチを締めくくった。
放送された番組では、女優のジーナ・ロドリゲスをはじめ、客席の人たちが涙する姿が映っている。
そしてその後シンガーのニーヨによって、警官による暴力が題材となったマーヴィン・ゲイの曲「ホワッツ・ゴーイン・オン」がパフォーマンスされた。
ポップでエンターテイメント性の高い授賞式であるティーン・チョイス・アワードで社会的な訴えをする時間が取られたのは、珍しいこと。
会場中から上がった歓声と拍手の大きさからして、10代にとっても、銃の問題はもう無視できない問題になっているのだろう。