大物ラッパーのスヌープ・ドッグにみそめられて13歳でデビューしたバウワウは、週末にツイッターで、「俺は前から30歳になる前に音楽界から引退するって言っていたよな」と語り、引退を発表。
「ラップで20億以上稼いだ。これ以上欲深くなってどうするんだ? 俺は満足しているし、色々なことを達成した。ホワイトハウスにまで行ったんだ」と満足げに語り、同時に、「俺をこの業界に入れてくれたのは彼だから、終わりも彼の手を借りるべきだ」と話し、引退最後のアルバムをスヌープ・ドッグがプロデュースすることを明かした。
この発表と同時にアメリカのネット上では彼の名前がトレンド化。しかし残念ながら多くが、近年目立ったヒットがなかった彼からの突然の引退発表を笑う厳しいものとなっている。
•「バウワウが引退だって。15年前くらいに引退してたと思った」
•「まだラッパーやってたんだ」
•「すでに終わっているキャリアからどうやって“引退”するんだろう」
•「バウワウが最後に出したアルバムの名前知っている人いる?」
アメリカの世間は冷たい反応だが、バウワウが29歳にして15年以上のキャリアを持ち、一時は全米で黄色い歓声を受けるラップ界のスターだったことは事実。おつかれさま、と見送ってあげたい。