世界中で「ポケモンGO」が大フィーバーするなか、米インディアナ州のアニマル・シェルターが「保護犬を散歩しながらポケモンを探そう」というユニークなキャンペーンを始めた。
GPSを使って歩きながらポケモンを探すというゲームの特性を活かしてこのキャンペーンを提案したのは、マンシー・アニマル・シェルター。
日本時間の水曜日(7月13日)にフェイスブックに広告を載せ、「卵のふかやレアなポケモン探しをしようとしている? マンシー・アニマル・シェルターに来て、歩きながら我々の犬を散歩しませんか。受付でポケモン犬のために来たと言ってください!」と呼びかけた。地元のメディアThe Star Pressの報道では、現時点で参加者は150人を超えているという。
ポケモンGOはプレイ中の事故・犯罪・迷惑行為などが多く取りざたされているが、一方で、ユーザーがポケモン探し中に火災を発見して通報したり、捨てられた動物を保護したり、客足が減ったショッピングモールの再生に役立つ可能性が出ていたり、利点もある。
世界中で社会現象化しているポケモンGO。今回のアニマル・シェルターのように、ポジティヴなインパクトを与える使い方の発案を増やしていきたい。