セレーナは、先週の土曜日(7月23日)、インドネシアでのリバイバル・ツアーの公演中に涙をぬぐう姿を見せ、「私は本当に不満を感じているの。私は時にはバカなことをしてしまうわ。思ってもいないことを言ってしまったり、熱くなりすぎて誤解されるような言い方をしてしまったりするの」と、後悔をにじませコメント。そして公演後、ファンへの感謝と共に、現在の複雑な思いを投稿した。
以下がセレーナのコメントの全文訳。
「今夜私は、自分自身とも音楽とも真に繋がれていない気持ちになってしまったわ。自分の曲や、衣装や、ビデオが私を定義づけるなんて思ったこともなかった。私はとっさの衝動で行動するタイプで、起こってもいないことを恐れてしまうの。それで固まってしまうくせに、自分自身に面と向かって『これが心から望んだことなの?』って尋ねることをしなかった。私はいつも真実を話してきたわ。いつも自分の言葉に誠実であったし、私がどんな人間なのか見せてきた。でも、私の人生のクリエイティヴな面とパーソナルな面について考え直す必要があるみたい。これだけはどうしても言いたかったの」-セレーナ
セレーナと言えば、先日、リアリティスターのキム・カーダシアンが夫カニエ・ウェストとシンガーのテイラー・スウィフトの会話を録音した音源を公開したことをツイッターで「なぜ自分の声をもっと大切なことに使えないの?」と非難したばかり。
ただ、親友であるテイラーをかばったつもりが、このツイートはネットユーザーから人種差別問題や政治的な問題などに対して「自分もいつも何も言わない」「あなたが自分の声を『大切なこと』に使うのを聞いたことがない」などと、新たな批判を生むきっかけとなってしまった。
今回のコメントとツイッターでの一件が関係しているかは分からないものの、ここ数日の間で、セレーナの心情に何かしらの大きな変化があったことは間違いない。