裁判騒動中のシンガーのケシャが、火曜日(7月26日)に催された民主党の全国大会でスピーチし、銃規制への思いを訴えると共に、公の場で初めて訴訟についてコメントした。
画像: 裁判騒動中のケシャ、民主党大会でプロデューサーとの訴訟について初スピーチ

 ケシャはまず、「皆痛みや苦しみを経験してきているわよね」と語りかけたあと、現在進行中の裁判について言及。プロデューサーからの精神的虐待や性的暴行を訴えて彼との契約解除を求めているケシャは、「私が今訴訟中であることをここにいる人たちが知っているかは分からないけれど、本当に恐ろしいものなのよ」とつらい心中を明かした。

 さらにケシャはそういったつらい感情に焦点を当て、「私たちは苦しみや痛み、怒りによる行動をコントロールすることは出来ない」と前置きしたあとで、銃規制についての思いを表明。

 「私たちは誰の事もコントロールすることは出来ないし、人々がどうやって物事を解決しようとするかも分からないし、人々が武器を手に取ったかどうかも知ることはできないの。でも、私たちは誰に武器を与えるかコントロールすることは出来るのよ」と、人々の感情ではなく銃を与える人をコントロールしようと訴えた。

画像: 銃規制を訴える米Billboard誌の表紙。

銃規制を訴える米Billboard誌の表紙。

 ケシャは今年の6月に歌手のクリスティーナ・グリミーがファンの男性によって銃殺された際にも自身のSNSで銃規制を要求。さらに、ポール・マッカートニーやレディー・ガガなど約200名のセレブが参加した米Billboard誌による銃規制を訴える公開書簡にも署名を行うなど、銃規制に向け積極的に活動を行っている。

This article is a sponsored article by
''.