現在大ヒットアルバム『26』をひっさげた世界ツアー中のシンガー、アデルが、自身のコンサートをカメラで録画していた観客をステージ上から注意する一幕が。
画像: 【動画】ギネス世界記録に認定されている歌手アデルがファンのある行動をお説教

 アデルがファンに向けてお説教ともいえるコメントをしたのは、先週日曜日(5月29日)に行われたイタリア、ヴェローナでの公演。

 パフォーマンス中、観客席で三脚を立ててずっとビデオカメラを構えているファンに気がついたアデルは、少しイラっとした様子で、トークタイムに入るとすかさず、その女性を指差しこうコメントした。

「ビデオカメラで撮影するのをやめてもらえるかしら? 本物の私が実際に今ここに居るのよ。カメラのレンズを通してじゃなく、自分の目で楽しむことができるのよ。三脚を畳んで。これはDVD(の動画)じゃなくて本物のショーなの。あなたには私のショーを心から楽しんでもらいたいわ。だって、この会場に入りたくても入れなかった人が外にはたくさん居るんだから。」

 このアデルのストレートな言葉に、他の観客たちは歓声で賛同。そのときの様子を収めたビデオがコチラ。

画像: ADELE Asks Fan to Stop Recording Her During Live Show - ADELE DRAGS WOMAN [VIDEO] youtu.be

ADELE Asks Fan to Stop Recording Her During Live Show - ADELE DRAGS WOMAN [VIDEO]

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 大好きなアーティストのコンサートに行くと、感動を写真や動画で記録しておきたいと、つい夢中になってカメラを構えてしまいがち。

 でもアーティスト側にしてみれば、せっかく会場に来て生で演奏を聴けるのだから、ひとつひとつの瞬間を、しっかりと自分の目で見て、耳で聴いて、心に刻んで欲しいと願うのは納得がいく。

 たとえ気になっていても注意しないアーティストが多いなか、アデルがストレートに自分の気持ちを口にしたのは、それだけ自身のステージやファンたちへの思い入れが強いからだろう。

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