初登場首位を獲得したのは、大ヒットホラー映画『死霊館』の続編『死霊館 エンフィールド事件』で、興行収入は約40億円。前作は約41億円でスタートし、その後最終的には全世界で約300億円以上の興行収入をあげる大ヒット作となったため、ほぼ同額スタートの今作が今後どれだけ成績を伸ばせるかに注目したい。
前作に引き続き、監督は『ソウ』や『インシディアス』など数多くのホラー映画を手がけるジェームズ・ワン。
今作はロンドンで実際にあった”史上最長のポルターガイスト事件”を題材にしており、家具がひとりでに動きだすといったポルターガイスト現象のほか、修道女姿の白い顔の霊が突然襲い掛かってくる、悪霊に取りつかれた少女が老人のようなしゃがれ声で喋り出すなど、身の毛のよだつシーンが満載。
批評家と観客の両方から高評価を得ていて、ネット上では既に見た人が「すごく怖かった」「絶対に見るべき」と絶賛。夏にぴったりのホラー映画となっている今作は、7月9日に日本公開予定。
第2位は、約160億円かけて制作され、日本では7月1日公開予定の大人気オンラインゲームの実写映画化作品『ウォークラフト』で、興行収入は約24億円。CGをふんだんに使ったファンタジー映画の今作は、批評家からは低評価なものの、観客からは好意的なコメントが多く、早くも続編を望む声が上がっている。
そして、2013年に公開された映画『グランド・イリュージョン』の続編『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』が興行収入約23億円で初登場第3位にランクイン。
先週1位を獲得していた『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』は4位にランクダウンし、興行収入も先週の半分以下の約14億円という結果になっている。
アメリカでは今週末から映画『ファインディング・ニモ』の続編である『ファインディング・ドリー』が公開予定。日本でも大ヒットしたディズニー映画の続編が、見事初登場1位を飾れるかに注目!
最新の週末興行収入ランキング
1位 『死霊館 エンフィールド事件』
2位 『ウォークラフト』
3位 『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』
4位 『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』
5位 『X-Men:アポカリプス』
6位 『ミー・ビフォー・ユー(原題)』
7位 『アングリーバード』
8位 『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』
9位 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
10位 『ジャングル・ブック』
参考:Box Office Mojo