多様性が目立った今年の100人
最近よく話題になることといえば、女性のボディシェイプや、LGBTの権利、そしてフェミニズムなど、「多様性」がキーワードとなるトピック。
そんな時代の流れに今回の「最も影響力のある100人」は強く影響している。
「ぽっちゃりモデル」でブレイク
プラスサイズ(大きめサイズ)のモデルとして大成功しているアシュリー・グラハム。世間やメディアが創り出した「理想の女性像」に縛られることなく「ありのままの美しさを受け入れよう」という姿勢が評価された。
「すっぴん」でフェミニスト活動
シンガーのアリシア・キースはすっぴんやほぼノーメイクで公の場に登場し、世の中の女性たちに本来の自分の姿を受け入れ、自信を持つことの大切さを伝えようとしている。
「ジェンダーレス」の象徴
近年ますますLGBTへの関心が高まる中、ドラァグクイーン界のカリスマで、多くのセレブから支持されるル・ポールが選ばれた。ちなみに先月には23年来の恋人男性との結婚を報告。
グラミー賞のルール変えたラッパー
音楽レーベルと契約せずストリーミング曲だけでグラミー賞を獲得したラッパーのチャンス・ザ・ラッパー。今までストリーミング限定曲は、グラミー賞のノミネート基準から除外されていただけに、この快挙は大きな反響を呼んだ。
唯一の日本人は、初の女性就任を評価
日本人で唯一選ばれたのが、初の女性東京都知事になった小池百合子氏。
世界的に活発な活動が見られるフェミニスト運動もてつだい、世界で最も影響力のある人物の1人となった。
ほかにはショービズ界を盛り上げたあの人たち
テレビや映画、さらにはミュージックシーンを盛り上げた、フロントロウでもお馴染みのセレブも、ショービズ界の盛り上げに貢献したことが評価され、数多くランクインした。
特に大ヒット映画の影響は大きく、社会現象になったものもあった。
『スーサイド・スクワッド』
その中でも注目なのが、大ヒット映画『スーサイド・スクワッド』の主演女優マーゴット・ロビー。彼女が演じたハーレイ・クインのコスチュームは、昨年のハロウィンでバカ売れした。
『ラ・ラ・ランド』
さらにアカデミー賞最優秀作品賞で起きたアクシデントが記憶に新しい、映画『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーンも選出され、共演したジョン・レジェンドも、自身がエンディング曲を歌った映画『美女と野獣』の大ヒットと重なり選ばれた。
議論を生んだあの大統領一家も
もちろんこの1年で世界中の話題をさらったドナルド・トランプ米大統領一家も選出。
ドナルド・トランプ&イヴァンカ・トランプ
大統領選から就任後も常に注目されるトランプ米大統領をはじめ、自身のファッションブランドに対して不買運動が起こったイヴァンカ・トランプと親子2代でランクインした。