ユナイテッド航空がオーバーブッキング問題に、ヴァージン航空の会長である実業家のリチャード・ブランソン氏が反応をした。

 ユナイテッド航空がオーバーブッキング(定員超過)の便から男性乗客を強引に引きずり出して炎上している騒動に触れ、イギリスのヴァージン航空の会長である実業家のリチャード・ブランソン氏が皮肉たっぷりの反応をした。

 ブランソン氏は日本時間の昨日、ヴァージン社の公式サイトに自身が機内で乗客に笑顔でドリンクを配る写真を掲載。 

画像: ヴァージン航空会長、引きずり出し騒動のユナイテッド航空にキツい皮肉

「人々の人生にポジティヴな変化を与えたい」という実業家としての理念を語り、「残念なことに、すべての会社が同じ理念を持っていない(名指ししなくてもどの会社の事かお分かりでしょう)」とユナイテッド航空を揶揄。

 「人よりも利益を追求している会社はいつかそれが分かってしまう」と批判した。

 そして最後に、「人や理念のうえに成り立っていないビジネスは、亀裂の上に立っているだけだ。人々を応援し成長させるという信念を持ったビジネスは繁栄するもので、お客さんは何度でも帰ってきてくれる」と、実業家としてのアドバイスをした。

 この投稿はフェイスブックで1万回近くシェアされており、ブランソン氏の慈善活動やヴァージン航空の手厚いサービスを褒める書き込みがある一方、今回の投稿を「他社の悲劇を利用したPR策」と批判する人や、ヴァージン航空で嫌な経験をしたと書き込む人もいて、論争を呼んでいる。

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