人気ドラマ『モダン・ファミリー』のアレックス役として知られる現在19歳の女優アリエル・ウィンターが、SNSに投稿している自分のセクシーな写真に批判が起こることについて、最新のインタヴューで反論した。
アリエルは自身のSNSに、たびたび水着姿など肌の露出の多い写真を投稿。これに対して一部の人から、そういった写真を投稿することへの批判が上がっている。
どうして女性にだけ批判が起こるのか?
そんな人々に対し、アリエルは米Yahoo!とのインタヴューで、「みんな(そういった写真を投稿することを)重くとらえ過ぎだと思うの」とコメント。
そして、「男の人はよく、自分のモノの前にギターを置いた裸の写真をインスタグラムに載せているわ。それについてはみんな何も言わないの。誰も気になんかしていない。でも私たち(女性)が自由に載せたいものを載せようとすると、SNSにいるふしだらな女を見てみろよ、ってなるの。そういうことじゃないのに」と、女性とは違い男性が体を露出した写真を投稿しても問題視されないことを指摘した。
またアリエルは、「私たちはただ自分の体を誇りに思っているだけよ。私たちは、自分自身を誇りに思っているの」とも語り、「それなのに、どうして気にしなきゃいけないの? もし私が写真を撮って、すごく良く撮れてるって思ったとする。それが少し露出のあるものだったとしても、関係ないはずよ」と、自分の意見を主張した。
好きじゃないのなら、フォローしなければいい
さらに自分のことを嫌っているフォロワーたちに対しては、アリエルはこうコメント。
「もしも私のことが好きじゃないのなら、フォローしなければいいの。気分を害すのなら、どうして(私のSNSを)見ているの? 私のことを嫌うために時間を使わなくていいのよ。ただ私のフォローを外して、つま先まで体のすべての部分を覆い隠している誰かのことをフォローすればいいの。私は気にしないから」。
「スラット・シェイミング」
アリエルが指摘したような問題は、海外では「スラット・シェイミング」と呼ばれており、女性が露出の高い服を着たり、性的な行動をすることに対して「スラット(尻軽)」と批判したり、レイプされた女性に対して「そんな服装をしていたからだ」と被害者に原因があるかのように非難することを指す。
男性も女性も同じことをしているのに女性だけ「軽い」と言われるのは、女性に対する「性差別」ではないかと訴えるもので、海外ではこういった問題に対し「スラットウォーク」というフェミニスト運動が起こるなど、重要な問題として扱われている。