セレブのなかには、プライベートではファンと写真を撮らないと決めている人たちがいる。ファンからすれば少し残念なことだけれど、そこにはセレブならではの苦労や考えが。「ファンと写真を撮らない」と決めているセレブたちを、理由とともにご紹介します。
クリス・プラット
(映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の俳優)
「自分の時間を大切にしたい」という理由で写真撮影をやめたクリスは、セレブと写真を撮ろうとする行為は、「その瞬間を楽しんでいるわけじゃないから。あとで人に自慢をするために、その瞬間を盗んでいるだけだと思う」とCigar Aficionado誌にコメント。クリスは写真の代わりとして、握手には応じるとも明かしている。
エマ・ワトソン
(映画『美女と野獣』の女優)
エマが写真を撮らない理由は、「私が今何を着て、誰といるか、みんな分かっちゃうの。私は、そんな追跡データはあげられない」から。SNSにすぐ写真を投稿出来てしまう世の中だけに、確かに写真を撮ることは、自分の居場所を特定出来る情報を渡すことになる。そんなエマは、写真撮影の代わりにサインや会話をするようにしているとVanity Fairにコメントした。
エイミー・シューマー
(人気コメディアン)
エイミーが写真を撮るのをやめたのは、過去に遭遇したある男性がきっかけ。その男性は街中で突然エイミーの顔にカメラを押し付けてきたうえ、エイミーがやめるように訴えても、「いやだね。ここはアメリカで、僕たちは君のためにお金を払っているんだ」と言って拒否したという。この身勝手な行動にうんざりしたエイミーは、「もう人と写真を撮らない」ことに決めたとインスタグラムで語った。
ジャスティン・ビーバー
(人気シンガー)
若い熱狂的なファンが多く、取り囲まれてしまうことも多いジャスティンは昨年、「写真を撮るのはもうやめたんだ」と突然SNSで宣言。「皆は僕に挨拶もしないし、人間としても見てくれていない。動物園にいる動物になった気分だよ。僕は正気を保ちたいんだ」と、その苦悩を明らかにした。
ジェイムズ・ヘットフィールド
(メタル・バンド「メタリカ」のメンバー)
ジェイムズも、写真の代わりに別の対応を取るセレブの1人。ラジオ番組Sixx Senseに出演した際、「今はタイミングが悪いから、写真は撮れないし、サインも出来ないって言うんだ。でも握手をして、5分会話をするよって言うんだ。(写真を撮って)誰かに自分のプライバシーを少し奪われるよりも、(握手や会話をして)印象を残す方がいいからね」と語った。
ジェニファー・ローレンス
(映画『ハンガー・ゲーム』の女優)
「私は親切な時もあるし、機嫌が悪い時もあるわ」というジェニファーは、「(写真撮影を)断るのは難しいわね。だって失礼な対応はしたくないから。でも同時に、私は自分の人生や精神の健康を守らなきゃいけないの」とその理由をコメント。写真撮影を断っても良いのだと気づいてからは、気持ち的にも楽になったとCNNに語った。
メイジー・ウィリアムス
(ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の女優)
メイジーは、恐れずに写真をファンと撮るのを断れるとNYLON誌にコメント。「変な反応をする人がいることも分かってる。『あなたって意地悪ね』みたいにね」と、嫌な反応をされることがあると分かっているものの、「でも、もし私が本当に誰かのことを好きだったら、写真だけ欲しいなんてことはないと思うの。一緒に時間を過ごしたいって思うはずよ」と、自分の考えを明かした。