そっくりだと気づいたのは父親だった
アルゼンチン代表の人気サッカー選手、リオネル・メッシにそっくりだとして注目を浴びているのは、25歳のイラン在住の学生、レザ・パラステッシュ。
レザがメッシにそっくりだと気が付いたのはサッカー好きな彼の父親だったそうで、メッシと同じFCバルセロナのユニフォームを着た写真を撮るようにとレザに要求。そしてその写真をスポーツニュースを扱うウェブサイトに送ったことがきっかけで、彼のそっくりぶりが世に知られることとなった。
そのあまりのそっくりさに、写真を送ったウェブサイトからはすぐに連絡が。その時の様子をレザは、「夜に写真を送ったら、朝には連絡が来たよ。それで、すぐにでも僕とインタヴューをしたいって言ってきたんだ」と、フランスの通信社AFPにコメントした。
また、レザは父親とのユニークなエピソードも告白。
「(ワールドカップで)メッシがイラン相手に点を取った時、父が電話してきて『今夜は帰ってくるな!』って言ったんだ。僕は最初混乱してたんだけど、そしたら父は、『どうしてイラン相手にゴールを決めたんだ?』って聞いてきたんだ。だから、『それは僕じゃないって!』って言ったんだけど、父は『とにかく今夜は帰ってくるな』って怒ってたよ」。
騒ぎになりすぎて「逮捕された」というウワサも
「メッシのドッペルゲンガー」とまで呼ばれるレザは、街に出れば大騒ぎに。ある日彼がドライブをしていたところ、一緒に写真を撮りたいという人に取り囲まれ、その場はかなりの人だかりに。
その大混乱ぶりは警察が出動するほどで、一部ではその騒ぎによって彼が逮捕されてしまったとも報じられていたものの、レザ本人がこれを否定。日本時間の今日、インスタグラムで事情をこう説明した。
「僕が警察に逮捕されたというニュースがあるけど、それはただのウワサだよ。警察は僕を安全な場所にエスコートしてくれたんだ。かなりたくさんの人が集まってしまったからね。警察はただ人々を落ち着かせようとしていただけなんだ」。
そんなレザのもとには、たくさんの取材のオファーが殺到。さらにレザは、モデル契約も結んだと報じられている。
世界中の人々の注目の的となっているレザ。本当にそっくりなだけに、ぜひともメッシとの2ショットを見てみたい。